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京都検定まとめノート ややこしいお寺の名前

妙法

毎年8月16日に行われる五山の送り火。2番目に点火される「妙法」は日蓮宗の涌泉寺ゆうせんじ*と妙圓寺の檀家さんたちが管理・維持されています。
*御寺と呼ばれている泉涌寺せんにゅうじとの混同注意です

南無妙法蓮華経と唱える日蓮宗のお寺さんは、この「妙」と「法」の文字が名前に入っていることが多い気がします。
実際に行ってみると、日蓮宗のお寺は境内の印象も似ていて「あれ、先月行ったお寺は妙・・??」となってしまいます。

日蓮宗ではないお寺でも、妙と法が使われるので、私はさらに混乱します。
例えば、天台宗の妙法院 「妙」も「法」も含まれているけど、日蓮宗ではなく天台宗五箇室門跡です。

【脱線】妙法院といえば、11月3日と4日に国宝の庫裏の修理現場を無料かつ予約不要で見学できます。行けば見れるってことですよね、さすが京都。

11月前半は京都モダン建築祭八坂神社本殿特別公開もあって、見たい建築がたくさんあり過ぎて、大変です。

長い期間ずっと工事の足場が組まれて、国宝の庫裏がシートで覆われていた妙法院
いよいよ修理も終盤のようで、公開されるのが楽しみです。

まずは苦手意識がある日蓮宗のお寺の名前を理解しようと思い、いつものようにMy Mapを作りました。



龍安寺りょうあんじ と 天龍寺てんりゅうじ

龍は「りょう」と読む時と「りゅう」と読む時がありますが、実は法則があって、一文字目に来た時は「りょう」、二文字目に来た時は「りゅう」だそうです。
京都人は皆さんご存知の法則のようですが、京都生活1年目の時に初めてこれを聞いた時は、とってもいいことを教えてもらったと嬉しくなりました。

ーーー以下は京都検定で出てくる寺院などーーー

龍安寺 りょうあんじ
龍吟庵 りょうぎんあん
龍源院 りょうげんいん
龍光院 りょうこういん

天龍寺 てんりゅう
雲龍院 うんりゅういん
勝龍寺 しょうりゅうじ 
遊龍松 ゆうりゅうまつ
雲龍図 うんりゅう
青龍  せいりゅう

同名

京都には同じ名前のお寺や似ている名前のお寺がたくさんあります。

京都検定で出てくる同名寺院をまとめました。
過去問を解答する時のキーワードを列記しています。

達磨がたくさんある法輪禅寺

タイトル画像は妙蓮寺の廊下にかけてあった「法妙」です。

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