祇園祭 後祭巡行の朝
7月24日祇園祭後祭の巡行準備を見てきました。
このnoteに書いたルート順に周りました。
鈴鹿山
御神体は瀬織津姫命
厄除け・疫病除けの御利益に加えて雷除け、盗難除け、安産の御利益がある鈴鹿山。
真松にかけてある絵馬は巡行後に町内の方に配られるそうです。
役行者山
八坂神社と神泉苑の水脈を結んだ線上に役行者山があるとのことで、枯れていた井戸を掘りなおしたところ、井戸が復活したそうです。
井戸から汲んだお水でお清めをしてから出発されました。
鷹山
狭い三条通にある大きな鷹山
お囃子の方もたくさん搭乗されるので、辻回しが大変そうです
八幡山
御神体人形は15センチほどの小さな応神天皇。運慶作と伝わっています。
山の上にはお社を乗せていて、その中に応神天皇が祀られています。
黒主山
ほとんどの山鉾が懸想品を雨から守るためにビニールをかけているなか、黒主山はビニールを外して巡行準備をされていました。
町内の女性陣もたくさん活躍されているのが印象的な黒主山。巡行の朝もたくさん女性が準備をすすめていらっしゃいました。
今年は山を新調されています。一本の杉の木から全ての部材を切り出して作られているそうです。
浄妙山
宇治川合戦の一場面を捉えている山。
柳の枝は宇治川の流れを表現しています。
今年の柳は去年よりも葉が多いような気がしました。
橋弁慶山
弁慶と牛若丸の御神体人形はいつみても躍動的です。
500年前に作られたものとは思えないです。
鯉山
左甚五郎作と伝わる大きな木彫りの鯉は今年の巡行ではお留守番されました。雨が降ると予想して懸想品もすべて雨仕様での巡行をされるそうです。
北観音山
去年から北観音山と南観音山は2番目と6番目を交互に巡行することになりました。今年は北観音山が2番目。
北観音山の松には尾長鳥、南観音山の松にはハトが乗っています。
南観音山
大船鉾
今年車輪を新調された大船鉾。「令和六年誂」と彫られていました
新調した今年は白木のままでの巡行ですが、いずれ漆が塗られて黒い車輪になるそうです。
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