マリちゃんとハナちゃんと

ご近所のワンちゃんたちの名前。

ご近所だからと言って、仲良しさんてわけじゃない。

ウチの子が犬が苦手で、どんな子にも吠えまくり仲良しになれないので…

なんで犬が苦手になったかというと…

原因はマリちゃん

マリちゃんに追いかけ回されてから、自分以外の他の犬は敵認定になってしまった…
それまでは、ちょっと離れた所にいるおばあちゃんシェルティと仲良しになっていて、とっても良い感じで甘えまくりだったのに……

マリちゃんはジャックラッセルテリア(だと思う)
最初の飼い主さん(ママさん)が亡くなられて、今は飼い主さんの弟さんが面倒をみている。
お家が同じ敷地内にあって、飼い主さんが変わってベッドの場所が変わっただけで前と同じお庭で遊んでいる。
でも前は広い囲いの中で放し飼いだったけど、今は長〜いリードで庭に繋がれている。
ママさんと遊んだ広い囲いの中に入ろうとしなくなったらしいのだ…
それって…なんだか切ないね…
マリちゃんはとってもいい子で、人懐っこくて可愛い子なんだけど
パパさんも高齢なので少し心配ではある。

マリちゃん家のちょっと上にいるのが、ハナちゃん。
黒い中型犬の女の子。
この子の事が私的には少し気掛かりなんだ。
ハナちゃんはちょっと大きめの中型犬で、全身真っ黒。
私が知る限り、その家の2頭めの子。
実際には何頭めかはわからないけれどもね。
ハナちゃんは保護犬で、ウチの子と同じ位の時期に今のお家にやってきた。
保護団体から引取る時の条件は、避妊手術をする事と、多分…室内飼育。
しかし、ハナちゃんは仔犬を産んだ。
条件は満たされていなかったんだね。

ハナちゃんは、コロコロとした仔犬の頃はお家のウッドデッキにいて飼い主さんや人間の家族と遊んだりしていたけれど…
成長して体が大きくなると、母屋から離れた倉庫に繋がれるようになっていた。そのお家は塀や囲いなど全くなくて、夜になると外灯も無いので真っ暗で
野良犬なんか入りたい放題だったはず

避妊手術もされずヒートのきたハナちゃんは、なんのガードもされてないから野良の雄犬の餌食になってしまったのだろう。
当時、真っ黒な野良犬のオスが徘徊していて怖い思いをした事がある。
案の定、ハナちゃんの産んだ仔犬は全部真っ黒だった。
その後、ハナちゃんの仔犬たちは全部引き取られていったらしいけれどハナちゃんが避妊手術したかどうかわからない。
今の所わかるのは………
ハナちゃんが飼い主さんと散歩しているのを見たことがない事と、誰かお客さんがあるたびに母屋から離れた倉庫の裏側に繋ぎっぱなしにされている事。
朝、飼い主さんが仕事に出かける時、ハナちゃんの悲しげななき声が時々聞こえること。
真夜中に時々、怯えたような声でなく事。
色々気になるけれど
他所様のワンコなので、私にはどうしようもない…