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肌が蘇ったかも-おうちエステ

コーヒーを淹れる為のお湯を沸かしながら、つくづくだけど、なんで台所のガス台ってこんなすぐ汚れるんだろう? 外食をほとんどしなくなって、家で料理してるってのもあるけどさ。ごしごしきれいにしたって3日もするとすぐ吹きこぼれた汁なんかが焦げて茶色や黒の模様ができるのだ。

なんて思いふけるのは、ガス台きれいにするのめんどくさ、と思う気持ちを隠そうとしていますね、私。うぅ、目をつぶってこのままほっておくか、さっさときれいにしてしまうか。かなりの葛藤だ。

えぇい、負けるな、私! とばかりにガス台をゴシゴシやり始め、床も掃除して、次は浴槽だ!と始めるとかなり勢いに乗れるものである。

浴槽はかなり悲惨なことになっている。何しろ今まで月に1度来てもらっていたお掃除の人が2カ月ほど前に退職して以来、私や主人がやるような、なんちゃってな掃除の仕方では浴槽の床の汚れが取れないのだ。日本のお風呂のように洗い場と浴槽が別なら、先に体を洗ってからお風呂につかる、ということができるけど、そうじゃないほとんどシャワー専用の浴槽なので、汚れた足の裏で入るとすぐに床が灰色になってくる。おまけに普段浴槽を掃除するのに使っているスプレーは、殺菌用なので、汚れ落としはあんまりやってくれない。

そこで思い立って、汚れ落とし専用の浴槽洗剤(?)を買いに走る。

Oxiの力で頑固な汚れも簡単に落とします! という売り文句だった。Oxiってよく聞くけど、何のことなのかね? ラベルにはOxi のスクラブ効果で云々、と書いてあるが、原材料にOxiというものはなく、なんだかたくさんの化学薬品の名前が並んでいるだけだ。そのうちのなんちゃらCarbonateとかなんちゃらHydroxideとかに入っている酸素がOxiなんだろうか。

その辺はよくわからんが、なんと、面白いぐらい簡単に汚れが落ちる!

これBefore の薄汚れた浴槽。底のほうがグレーになっている。

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これOxi で掃除した後。

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私の下手な写真じゃ美しさがあんまり伝わってこないか。ま、いいや。こんなに楽にきれいになってくれるのならこれからも頻繁にこの洗剤使ってきれいにしよう。

そしてきれいになった浴槽を見るとやりたくなるのが、「お風呂に入る」こと。

実はOxi洗剤を買いに行く前に、ウダウダと行こうかどうしようか自問自答していた数時間がありまして。なんせ週末に買い物に行くと店が混んでて嫌なのだ。「でも買いに行かないと浴槽はきれいにならんでしょ?」という自問をかき消すために、クローゼットの整理なんかをやってみた。そしたらお風呂でやる毛穴ケア、とか保湿パック(顔用)から足用までいろいろ発掘されてきた。それらを並べてみて改めて、よし!浴槽やるか、と決心がついた次第。

早速きれいになった浴槽にお湯を張り、重曹でスッキリ毛穴ケア、というパウダーを振りまく。ついでだから、とほとんどケースでいただいたカップの日本酒の残りを一つ追加。汗がブワーっと出てくるのを期待したけど、アメリカのお風呂ってなんでこんなすぐにお湯の温度が下がるのかね。お風呂入るように作られてないからなんだけどさ。お湯を足してもすぐに冷める。浴槽が浅いから肩までつかると膝が出て、膝を温めようとすると上半身がお湯から出る。あぁ、日本のお風呂が欲しいよ。

と、なんだか不満だらけのようだが、これはこれで大満足。あ、不満ついでに付け加えると、シャワー用の浴槽でお風呂に入ると、結局その後シャワーしなきゃならんので、水が非常にもったいない、と思う。

その後、保湿パックを顔に張り付け、足にも保湿マスクなるものを履く。椅子に座ってボーっとしながら腕や肩のあたりを触ってみると、いつものシャワーではありえないしっとり感が! 重曹と日本酒のおかげかしら。

COVIDが流行りだして以来、マッサージにも行けないし、フェイシャルにも行けない。髪も伸び放題。フェイシャルで一番好きなのは頭と顔をマッサージしてもらえることだ。マッサージだって自分で足をマッサージしてみたりするけど、全身をマッサージしてもらうのとは比べ物にならない。ワクチンができて、いろんなものが解禁になったら、まず行きたいのはマッサージとフェイシャルかも。それまではとりあえず、おうちエステで肌の乾燥を防ぐ対策をするか。

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