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虫の知らせってあると思う まれだけど

先々週だったと思うけど、母から電話があった。なんでも、立て続けに父が、私のことを心配してくれて、「アキコ元気にしてるか?」と母に聞いたらしい。普段はそんなこと聞かないので、それでは電話でもしてみるか、と思ったという。電話では、まあ、元気にしてるよ。うちは誰もCOVID にかかってないし という返事をした。それから数日して改めて自分に「私元気にしてるか?」と聞いてみて、今はちょっと元気だけど、その前の週ぐらいまでテンパりすぎて、全然元気どころではなかったよねぇ、と思った。自宅勤務になってからま~ったく仕事と私生活のバランスが取れてないし、仕事はいつもよりメールのやり取りが多くなってやたらと時間がかかるし、それでも上からの理不尽な注文は増えるばかり、で もう嫌だ、という気持ちがマジな話2か月ぐらい続いている。誰もかれもがキライになっていた。そんな頃に父は母に、「アキコ元気にしてるか?」と聞いていたのかもしれない。

もうかなり前の話になるけど、起きてから、マジ?と思うような夢を見たことがあった。お酒の飲み過ぎでゴラムのようになって廃屋の床(土の床だったような。。。)で丸くなってる父を見つける、という夢だった。ぎょえ~ 酒浸りとは聞いていたけど、ここまで悪化してるとは!!しかも見てくれがかなり恐ろしい、とビビりながら、「お父さん、こんなことろにおったらアカン」と言って連れ出そうとする私。目が覚めて、う~ん、有り得るな、と思って母に電話したような気がする。その電話があって、母が父に話をして、まあ一時的ではあるけど、お酒の量が減った、という展開が続いた。その頃父がどれほど飲んでたのかはよく知らないし、覚えてもないけど。なんにしても、常に家族の誰かから(母だったり、妹だったり、私だったり)お酒の量減らしてくれ、と頼まれている父だから、別に私の見た夢の内容がどうのとかあんまり関係ないかもね、とは思うけど。

さらに前になるけど、学生の時にも夢を見た。色が鮮やかな美しい夢で、輪廻というか、命は巡るんだ、というような感想だった。

夕方、海の堤防に座って沈みゆく夕日を眺めている私。空も海もきれいなオレンジ色に染まっていて、大きな夕日が半分ぐらい沈んだところだった。そしたら海の中を夕日の方からでかいシーラカンスのような魚に乗った男女が浜辺に向かってやってくる。なんかのイベントかしら、と眺めていると、髪の長い女の人が魚から降りて、浜辺に向かって歩いてくる。素っ裸だった。逆光で顔とかよく見えないけど。かなり浅瀬にまで来たら、今度は夕日のほうに向かって、おもむろにあそこの毛を両手で引っこ抜いて(見ている私は、いたぁっと思ったし、何なの一体?!と引いてもいた)その毛を海に投げ入れた。。。ら、その毛がシーラカンスの稚魚になって夕日に向かって泳いでいくの。それを一通り眺めた後、男女はまたシーラカンスにまたがって夕日のほうに帰っていきました。という夢。

私なりに強烈な夢を見たな、と思ってノートに書き留めておいたのだ。その数日後に母から電話があって、父方の祖母が亡くなった、という。それも家族大勢でおばあちゃんを旅行に連れて行った先で、眠っている間に亡くなったという。それでこの夢を思い出したんだけどね。命は巡るという内容じゃない?なんかおばあちゃんが伝えてくれてたんじゃないの?という気がしたから。それ以上に深い意味はくみ取れなかったんだけど。。。

他にも思い当たるようなことってあるかしら、と記憶を手繰ってみたけど、あんまり思いつくものはなし。私の虫の知らせって今までの人生で3度だけのようです。

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