電話会議での話し方

人と話をしている時、人の話を聞いてる時、話し手の話す癖が気になることってないですか?

私にはあるのです。特に口調と内容。

口調については、フィラーワーズ(Filler Words)といって、間を持たせるためにある、日本語だったら あー、とか えー、とか でぇ、とか。英語でも同じように、UhmとかAh だったりYou know なんかがよくありがちかな。

外出禁止で、仕事も自宅勤になって、会議なんかをウェブでやることや電話で済ませることが多くなって早2週間。この、話すときの癖が気になって、話に耳を傾けれない、という状態に! 普段顔を合わせての会議なら、気にはなっていてもやり過ごせていたことが、毎日電話とウェブ会議になっちゃって、やり過ごせなくなってきている!という事態に気が付きました。 まぁ、私がイライラしてるから余計にやり過ごせない、というのも大きいんだけど。

いや、実は上司にいるのです。このFiller words使いまくりで発言するので、一体あなた、何を言いたい?!?!とはたでイライラしてしまう人が。

コロナ以前は顔を合わせての会議だったので、あぁ、またこの人の要領を得ないコメントが始まったわ。。。ぐらいで流せていたものが。。。 最悪、彼のFiller wordsは ”You know"と”Kind of”なんだけど、このコメントするのに何回言うかね?と数える、という気持ちの余裕があったのに。 今、まさにそれもできないほど心に余裕のない私。 やばいよ。 もともと集中力にかける私だから、電話の会議なんて、よっぽど自分に関係のある内容でない限り(例えば発言しなければならない、とか後で提出する書類に関する情報を聞き出さなければならないとか)、まず、気分は常にそぞろ。 それでもって嫌々参加してるもんだから、うわ~この人の声の質もあんまりうけつけんわ~~ とかまで考えてしまう。

とはいえ、かくいう私も以前は人前で発言するのとか苦手だったし、とっさにうまく自分の考えや質問をうまくまとめて聞くことができたか、というとそうではないのよね。 だからこそ、これじゃ~やばいでしょ、要領よく説明できないと、ちょっと不利よね、と思ってトーストマスターズなんかに参加していた。

私のFiller wordsに対する うわっやめてっ て思う感覚はトーストマスターズで養われたか、とも思うんだけど。。。 2年ぐらい参加して、一番初めのマニュアルしか終わらせなかった、という鈍い進歩でしたが、人前で話すとき、とっさにコメントや質問があるときに自分の言いたいことをうまくまとめて発言する、という訓練ができました。話し方も重要だけど、どう内容をまとめて発言できるかっていうのも大切なのよね。 いつまでもだらだらと何となく関係ありそうで、実はなんの関係あるの?という調子で話をされると、聞いてるほうの興味がどんどん薄れていくんですもん。

子供のころ、うちの近所で 話し方教室 なんて看板を掛けてたおうちがあったりしたけど、ああいうところも、トーストマスターズのようなことを教えてくれていたんでしょうか。 ってことは、いつの時代も要領よく話をするって貴重なスキルってことよね。

改めて、外出禁止が解禁になって皆が仕事場に戻るころ、上司にトーストマスターズ勧めてみようかしら。。。 


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