choose lyft
アメリカだともう普通のタクシーじゃなくて、アプリで配車してもらうサービスが一般的になってる。まだNYでは黄色いタクシーが走ってたけど、サンフランシスコではタクシー自体をほとんど見かけなかった。
ドライバーは自家用車に乗って、その辺をぐるぐる回ってて、アプリで呼ぶと一番近い人があてがわれてくる。自家用車ではなく、「ドライバーやりたい人に車を貸すディーラー」もいて、車持ってない人はそういう人に上納金を収めてドライバーしたりするそうだ。料金は、自分だけ乗せて欲しい場合や混んでる時間帯だと高くなって、途中で違う人が乗ってくる「相乗り」だと安くなる。
サービスには先発の「Uber」と後発の「Lyft」の2つがあって、わたしはなんとなくUberじゃなくてLyftを呼ぶことが多い。っていうか、アプリが落ちてて呼べないとか、よっぽどのことがない限りLyftしか使わない。なぜかというと、「なんとなく」だ。Lyftのほうが、ドライバーが優しかったり、愛想が良い気がなんとなくするのだ。でもそういう「なんとなく」って大事ですよね。UberとLyft、両方に登録しているドライバーも多いけど、なんとなくLyftで呼んだ車に乗った時は嫌な気分にならないことが多い気がする。
そんで、この前LAに行った時にもLyftを呼んだんだけど、その時に運転手に「なんでUberじゃなくてLyftにしたの?」って聞いたら、「Uberは全然好きじゃないんだ。運転手へのサービスもLyftのほうがいいよ。Uberの扱いはひどい。僕はUberを選びたくなかった」って言ってたので「ふーん」と思った。
その二日後、Uberを使うことがあって、その時に初めて「英語でブチ切れる」という体験をした。それをFacebookに書いたら反響があったので、ここにコピペしておきます。わたしはこの時、4人のゲストをボスから「早く連れてきて」と言われて、ものすごく焦っていたという状況だったので、心の余裕がゼロでした。
私入れて全員で5人なので6人乗りのuberを呼ぶ→
10分で来るってアプリに書いてあるのに、延々遠回りしてぐるぐるし続けている。結局、30分後に運転手が登場→
来た車を見たら4人しか乗れないやつ。6人乗りの頼んで、その料金になってるのにお前の車四人乗りじゃねーかなんで来てんの→
運転手「上の指令で行けって言われただけだからどうしてこうなったかわからない」→
もういい、予定に間に合わなくなっちゃうから先に4人だけ乗せてって→
運転手「ごめんいま僕がキャンセルしちゃった」→
なんで私がキャンセルって言ってないのに勝手にキャンセルするの→
運転手「ごめん間違った、もう一回呼んで、それを取って乗せてくから」→
もう一回uberを呼ぶ→
運転手「取れたよ、arbusって君だよね?」→
他人の取ってんじゃねーかふざけんな→
運転手「ごめん、もうその人のキャンセルできないからそっち行くわ」→
ということがあって思わず心の底からブチ切れてしまい、「Uberのシステムって一体どうなっているんですか?!」と責める口調で怒ってしまったところ、ホテルの入り口の前で待機していたゲストの皆さんがすごく気まずそうにしていて、ああわたしはサービスがうまくいかないことに怒っているだけなのに、気分良くさせなくてはいけないゲストに気まずそうな思いをさせてしまって本当に良くなかったな...と思った。
っていうのをアメリカ在住の友人に愚痴ったところ、
・6人乗りのUberはレアだから、リスクに備えて、たくさん走ってる4人乗りを2台頼まなかったお前が悪い
・そもそも他人への期待度が高すぎる。アンガーマネジメントを学んだ方がいい
と言われて、キレているところにそうやって上からアドバイスされると逆にそっちに怒りの矛先が向くので、Uberへの怒りは一瞬で忘れてしまいました。ちゃんと「ああリスクマネジメントもアンガーマネジメントもしないで切れてしまった自分ってすごく未熟だな」って反省しました。ええ反省しましたよ。
以上です。
後日談:わたしが「呼んでキャンセルした」という扱いにされており、キャンセル料だけ取られていることが発覚
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