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2030年にタンパク質危機がやってくる!?なぜ?

Akikanです🌱

2030年にタンパク質(お肉)が足りなくなる!?って皆さん聞かれたことはありますでしょうか?

世の中的には【タンパク質危機】と呼ばれて危惧されている問題です。

ようは現畜産である牛・豚・鶏や魚などの水産物が、人類の需要に対して供給が追い付かなくなるという事象です。

なぜこんなことが起こると言われているのか?それは世界人口の増加が上げられます。

https://www.unic.or.jp/news_press/features_backgrounders/33798/#:~:text=%E3%82%8F%E3%81%9A%E3%81%8B%E5%8D%81%E6%95%B0%E5%B9%B4%E3%81%AE%E3%81%86%E3%81%A1%E3%81%AB,%E4%BA%BA%E3%81%AB%E9%81%94%E3%81%99%E3%82%8B%E8%A6%8B%E8%BE%BC%E3%81%BF%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82

国際連合広報センターが出している記事では、現在が77億人、2030年には85億人、2050年には100億人を超えることが予想されるとあります。

確かに85億もの人がお肉を欲しがると需要は増加しますよね。ただここで❓になりがちなのは、じゃぁなぜ供給が追い付かなくなるなるの?という点についてです。

単純に畜産や水産をもっと増産すればいいじゃないかと思いがちですが、出来ない事情があるからタンパク質危機が問題視されているのです。

まず、畜産が増産出来ない理由ですが、それは【家畜の餌】と【地球上の農地】の問題が上げられます。

家畜を増産するためには多くの餌が必要になってきます。その家畜が食べる餌というのは主に穀物です。その穀物を増産するためには農地を拡大する必要があります。しかし、もう地球上には農地を作れるスペースが少なくなってきていると言われています。(森林伐採などで環境破壊にも繋がるため)

ですので需要が増えても家畜の餌を作る環境が無い。ということから家畜増産が困難となり、供給不足になるという風に言われています。

一方の水産物(ここでは主に養殖の魚)についてですが、こちらも餌の問題が上げられます。皆さんは魚の餌ってなんだと思いますか?

それはずばり【魚】なんですよね。そう、魚も魚を食べるんです。

人口が増えるにつれて魚需要も高まり消費は増える。需要に追い付こうと供給を増やすため水産を増産する。結果的に餌の魚消費量も増えるため、人が食べる魚にも価格などで影響が出てくる(高価になる)。もしくは供給力不足に陥ると言われています。

如何でしょうか?

このようなことが起こらないでほしいと願うばかりですが、何かしらの対策を打たなければ必ずタンパク質が不足する時代がやってくる。というのは間違いなさそうな気がしますね。

ちなみに、これらが理由で近年【昆虫食】【藻】【人工肉】が注目されはじめています。

現畜産よりも、より効率的(省資源で生産可能)にタンパク質を生産可能と期待されているからです。私は本業の方で昆虫食の関係に関わっています🙋

またこの話は別の機会にさせていただければと思います😄
最後までお読みいただきありがとうございました!

まとめ

・人口増加でタンパク質危機がやってくる、かも。
・家畜、養魚の餌確保が困難となりタンパク質の増産が困難。
・省資源でタンパク質を生産可能な昆虫食などが注目されている。

※この記事は https://www.sunryse.co/posts/protein-crisis などの情報を参考にしています。

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