議論する意味って何だろう?
こんにちは、あきひろです!
今回は先日読んだ「 ファシリテーションの教科書 」の内容が素晴らしかったので図解してまとめて自分の考えも交えながら整理して行きたいと思います!
では早速ですが、議論や会議を行う意味って何でしょうか?
社会人になれば社内での会議はたくさんあるでしょう。
学生もサークル、ゼミ、研究室、学生団体、授業、部活などの場面で会議や議論をする機会は多いでしょう。
私も多い時は毎日会議があります。
そんな時感じるのは、
「 1人でアイデア考えているよりグループで話し合っている方が楽しいしアイデアも研ぎ澄まされるな……。 」
と言う感情です。
これって何でだろう?って考えていたところこの本にしっくりくる解説がありました。
議論の最終目的
日頃行われる、多くの議論の最終的な目的は、「 行動の決定 」です。
例えば、自社の事業を撤退するのかどうか、新規事業の責任者は誰にするのか、サークルの運営に関して担当は誰にするのか、などです。
つまり何らかのアクションをとるための意思決定を行うために議論するのです。
しかし、
・会議の時間無駄じゃない?
・優秀なトップが指示出せば時間短縮できるでしょ?
…といった考えもあるでしょう。
では、わざわざ議論することの意味、期待される効果は何でしょうか?
期待される効果は2つあります。
「 決定内容の合理性を高める 」
これが1つ目です。
様々な考えをぶつけることで考えを磨くのです。
どんなに優れたリーダーも常に正しい決定はできない、と言うのが私の持論です。
1人で全て決めてしまうのは良い結論を導くと言う観点からは合理的でないと言うことでしょう。
様々な知見を取り入れて結論を出すべきなのです。
「 決定プロセスの納得性を高める 」
これが2つ目です。
自分が決定をする場に関与したと言うことが決定への納得性を高めるのです。
これは面白い解説です。
確かに一度決定したことに関して後から文句をいってくる人はいます。
そんな人を会議の意思決定の場に立ち会わせることで、
・その決定プロセスを深く知ること
・会議の場で反論しなかったことで後から文句が言いづらい状況にすること
・決定の場に立ち会えると言う優越感を与えること
…ができるのでは?と私は思いました。
まとめ
以上のことをまとめると上記のような図にすることができます。
複数人で話し合うことで、1人で考えていた結論とは違う結論に至ったとしても、その結論がさらに優れていること、参加した皆が納得できる結論に至ったのであれば集団で議論、会議する価値はあると言えるでしょう。
この図解が皆さんの勉強のお役に立てれば嬉しいです!
以上!
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