報道写真のパワー

 トランプのこの写真が大きな話題になった。

 報道写真ってすごいんだなぁと思うのと、AP通信で、これがa9IIIで撮られたものというのも話題になった。
 そして話題になっているのはピューリッツァー賞受賞者であるということと、今年の賞は確定だろうというもの。この賞を撮った人が使ってるカメラというのは今でも影響力はあるのだろうと思う。
 カメラの宣伝効果として昔から報道写真というのは大きかった。だから、この賞を受賞した日本人が1960年代にいたのだけど(沢田教一)、撮ったカメラはライカなのに、ニコンがニコンで撮った写真ですって発表したこととかもあった。これが嘘つきニコンの典型例であって、どこが真面目なメーカーだよという奴だったりするんですけどねw
 すごい人が使うカメラという触れ込みでアマチュアに売るのが今も昔もニコンのスタイルですから。

 今回はa9IIIでしたが、カメラというのは一定以上のグレードになると報道で使うことを前提に考えられている。重要な宣伝になるのだから当たり前である。だから、EOS R5を選んだのにとかいわないように、キヤノンで言うとR6II以上はそういうカメラ、ソニーはIV以降はa7Rシリーズ以上はと思ってもかまわない。
 ゆえに連写の強さとか、こういう時のAFの速さとかも考慮したカメラになっている。そういうのいらなくて云々を言うなら、それより下のグレードのカメラにすればいいと思うの。キヤノンで言うとR8とかソニーで言うとちむしろCシリーズかな?…、ニコンだと特殊なZfかZ5あたり。
 そもそも、フルサイズ機を選ぶ必要がないんじゃないかな?

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