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初めての石拾い旅行記 1日目【乗船】

旅の準備編はコチラです。

準備編は読みました?
それでは、みなさんも一緒に石拾いの旅に出かけましょう♪

旅の前夜も打ち合わせ中。

楽しかった作戦会議を経て、いよいよ旅の前日になりました。
私は車に、タープやアウトドアチェアー、ワンタッチテントやクーラーボックス、まな板と料理包丁(海鮮を仕入れた場合に必要だと)、忘れてはいけない傘を積み込み、あとは自分の身支度だけ。
そんな夜、相変わらずバレーボールのお仕事をしながらClubhouseでルームを開いていました。(7、8月はハイシーズンで事業やイベントが目白押しなのです)すると、0:00前に夜行バスに乗るであろうキャプテン・ダーマツさんと、クルーのSayoriさんがルームに入ってきた。
おふたりとも、旅の直前で落ち着かないようだ。
私が気になっていたのが、それぞれの荷物の大きさ。
良い機会だから聞いてみた。

ダ「リュック1個です!」(軽装)
S「リュックと、肩掛け鞄にゴルフバックです!」(重装備)w

うむ、キャプテンが軽装なおかげで車には詰めそうだ。
そんな夜を過ごしつつ、身支度を済ませ、旅に備えて眠りにつくのでした。

石拾い旅の朝。

予定通りに5:00起床です。
リビングに行くと、父上と母上が早朝から家庭菜園で収穫した野菜が並んでいた。作戦会議の時、家庭菜園の話題になり、当日朝に収穫できた野菜を持っていくことになっていた。
茄子・オクラ・トマト・胡瓜と夏野菜の代表格が出揃った。
これで少しはクルーの腹も満たせるはずだ。父上、母上に感謝である。

あれこれと支度をしていると、出発予定時刻になっていた。
既にキャプテンは到着している。どうやら、バスの到着時間には起きていた様子。キャプテンの乗ったバスの終着地は福井県。富山県内、石川県内で数カ所の降車ポイントを経緯してくる。寝過ごせば、終着地の福井県に降り立つことになる。何か不足の事態があれば、福井県まで迎えに行くことも想定していたが、そんな心配は無用だった。

車を走らせ、富山駅に向かう。
キャプテンは富岩運河環水公園を散策しているようだ。
10分くらいで駅に到着するところでキャプテンに連絡を入れる。
実は、早く自宅を出発できたら、公園を散策しているダーマツさんを、遠目から観察してみようかな、なんて画策していたが、支度に手間取ってその野望は潰えてしまった。さあ、キャプテンをお迎えです!緊張の初対面!

キャプテンはキャプテンだった。

キャプテンは、公園から駅に向かって歩いている。
私が駅まで走行する道と、歩いている道は隣接しているだろう。
目印は「麦わら帽子」だ!早朝の富山駅周辺に麦わら帽子を被っている女の子は、キャプテン以外にいないだろう!分かりやすい!
右折すれば正面に富山駅というところで、駅に向かうようにテクテク歩いている麦わら帽子を被った女性の後ろ姿を発見した。これは間違いない。
車で追い越す際に、目線が合うかと覗き込むようにガン見する私。(前見て運転せい)その様子をダーマツさんも発見してくれて、全力で手を振ってくれた。(いや、なんで分かったん?いや、まあ、早朝で誰もいないからか)

車を停めて、歩いてくるダーマツさんを待つ。
来ました、いらっしゃいましたよ、我らがキャプテンが。
作戦会議で公言していた通りに、麦わら帽子を被り、赤色のトップスに、白いパンツ姿、サンダルでテクテク歩いてくる。

ん?ルフィやん。
装いがモンキー・D・ルフィやん。本物のキャプテンがキタ!

俺、これからワンピース見つけに行くんやっけ?いや、石拾いだよな。
あ、石というお宝を目指して冒険するんだった!そう、俺は船の操舵手だ。キャプテンとクルーの航海を安全に進めるための操舵手だったんだ!
これからどんな冒険が待ってるんだろう!オラ、ワクワクすっぞ!
(もう、いいってばw最後に○空まで出てきてるしw)
こうして無事にダーマツさんと合流することができました。

初対面のダーマツさんは、あくまでそのときのイメージですが、桃みたいな人でした。麦わら帽子が、ひまわりに見えて、桃と向日葵という、まるで夏の旬が詰め合わせになったような。あくまで私のイメージです。

キャプテンの次は重装備の戦士。

ダーマツさんと雑談しながらSayoriさんの到着を待ちます。
到着の連絡がダーマツさんに入りましたが、ちょっと分かりにくい場所に停車していたので、出口付近で待ってもらって、私が迎えに行くことに。
Sayoriさんの目印は、リュックに肩掛け鞄とゴルフバック。もしかしたら、3種類の帽子のどれかを被っているかもしれない。
駅まで歩いて行くと、遠目からでも分かる重装備の戦士が立っている。
間違いない。あれはSayoriさんだわ。周りは通勤時のサラリーマンだから、他に見当たらないくらい重装だもん。MMOで例えるなら、タンク職とか盾職だな。前線は彼女に任せようと思わせてくれるくらいの重装備だった。
通勤するサラリーマンを逆行するように近付いて、声をかける。

初めてお会いするSayoriさんは、華奢で穏やかな雰囲気から、さくらんぼのような方でした。あくまで私のイメージです。
以前、来県されたことがあるらしく、開発が進み、変化した富山駅に驚いている様子でした。富山県に来たことあるなんて好感触でしたよ!

乗船完了、いざ出港だ。

こうして無事に船員をピックアップすることに成功しました。
合流して早々、私たちは朝から富山湾の海の幸を求めて、富山市中央卸売市場へと向かうのでした。
このとき、私はまだ知らなかった。
慣れ親しんだ卸売市場が、現在目下、再開発中だったことを。(続)

まだまだ、石拾いどころか糸魚川市にも辿り着けていません。
これから先の記録は、なるべく端的に、要点を抑えて書いていこうと思っていますよ(笑)

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