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インドアとアウトドア

こんにちは♪&こんばんは♪
バレーボール1 Advent Calendar 2019
12月24日を担当させていただきます ふかっち♪ です!
https://adventar.org/calendars/4617
現在、タイトルと書き出しの段階で12月23日w
超焦っていますが私が大好きなバレーボールの魅力を出来うる限り綴っていこうと思っていますので少しだけお付き合い下さい。

私が伝えたいこと

私たちが普段から好んで従事しているバレーボールというスポーツは、インドア・バレーボールだけでなく様々な種類とルールがあって、それぞれに素晴らしい要素と可能性があると信じています。殆どの方がインドア・バレーボールを中心に活動されているの中、アウトドア・バレーボールに従事している私は幸せ者だと思っています。それだけにアウトドアの素晴らしさを伝え切れていないことにもどかしさも感じているわけです。このような良き機会に巡り合わせてくれたのも、インドアとアウトドアのどちらも経験しているという特質が国内業界で珍しいこともあり、沢山の有識者が興味を持って私と関わり、活かしてくれたことが発端です。
この機会に私ができることは一つしかありませんよね。
これから書き綴り伝えたいことは
「アウトドアもやってみよーぜ♪観戦してみよーぜ♪」です。
それではこれから皆さんを素晴らしいアウトドアの世界に誘います。

バレーボールの種類

現存するバレーボールにはチーム編成やルール適用により、いくつもの種類があることは皆さんご存知かと思います。
ここではバレーボールを「インドア」と「アウトドア」に分類してお話しさせもらいます。
皆さんが日頃からプレーしたり観戦されているのは体育館で行われる「インドア・バレーボール」が大半かと思います。一方、「アウトドア・バレーボール」はその名の通り屋外でプレーされるバレーボールを意味しています。アウトドア・バレーボールでも特に有名なのが「ビーチバレーボール :beach volleyball」ですよね。私は20代前半にビーチバレーボールと出会ってから20年以上の付き合いになります。欧米ではインドア or アウトドアと表現され、実はアメリカではインドアよりアウトドアの方が認知度が高いんですよね。それが何故かはまた後ほど書きたいと思います。

ビーチバレーボールのルールと特性

ビーチバレーボールのルールについて簡単に説明しましょう。
コートは原則として屋外の砂浜やサンドコートです。
コートサイズは16m×8mで6人制バレーボールより1m狭くなっています。
ネット高はインドア同様で男子2.43m、女子2.24mです。
ボールはビーチバレーボール専用のカラーボールで、外径と重量がインドア用バレーボールより少しだけ大きく、空気圧はインドアより低い設定になっています。

ルールはインドアとほぼ同様です。
1ゲームは、21点3セットマッチ(3セット目は15点)で実施されます。
国内適用では28点1セットマッチや21点1セットマッチでも実施されます。
セット毎に各チームは1回のタイムアウトを要求できます。
ゲームの進行中は両チームの合計得点が7の倍数でコートチェンジします。(7、14、21、28、35、42…)1ゲームを通じて観戦してもらうと分かりますが非常に目まぐるしいです。なぜこのようにコートチェンジを繰り返すのか?についてはビーチバレーボールの特性で触れておきます。
各セットは両チームの合計得点が21点に達した時点でテクニカル・タイムアウトが適用されます。但し3セット目はテクニカル・タイムアウトはありません。

チーム編成はプレイヤー2名のみです。コーチやトレーナーは登録できますが原則としてゲームが完了するまでコートに入ることはできません。また、大会を通じて如何なる理由があろうとも選手交代を認められないので、敗退するか大会が終了するまでプレイヤー2名で闘い抜かなければなりません。

インドアと違う反則として、first touchにおける指の腹を用いたオーバーハンド・パスの適用に特徴があり、簡単に説明するとハードヒット以外(サービスを含む相手チームからの返球)で指の腹を用いたオーバーハンド・パスを実施するとダブルコンタクトの反則が適用されます。
また、ブロッキングのプレーでボールにコンタクトした場合はfirst touchにカウントされます。その際、同じプレイヤーが連続してボールにコンタクトすることは認められています。

このスポーツの特性にアウトドア環境でプレーするという面があります。
屋外環境では「風向き」「日差し」「背景」「コートコンディション」「悪天候」に適応しながらプレーすることが求められます。特に風向きと日差しは重要な要素となるので、先に説明したように頻繁にコートチェンジをして両チームに平等な環境でプレーしてもらうように設定されています。

ビーチバレーボールのイメージ

皆さんが思うビーチバレーボールのイメージってどんなものでしょうか?
・アウトドアで楽しそう
・砂浜だから辛そう
・風でボールが流されそう
・太陽で眩しそう
・日焼けで大変そう
こんな感じですかね。そうです。全部イメージ通りですw
ビーチバレーボールの運動強度はバスケットボールと同等だそうです。
「少人数+プレー回数+サンドコート+空気抵抗が大きい+日差し」
ですから当然ですよね。
考え方一つですが、数あるバレーボールの中でビーチバレーボールは突出して多くのプレー構造を体験、経験、実践できるということなのです。

史上最高のチームスポーツ

ビーチバレーボールは見出しの言葉で表現されます。
チームはペアという最小人数で編成され選手交代は認められない。
コートサイドにはコーチも居らず、外部からのコーチングも認められない、ゲームが始まれば全てをペアで成し遂げなければならないスポーツです。
そのペアは3回までプレーが許される範囲で、互いをカバーしあいながら、相手のプレーを分析しつつ、的確な情報をコールして、1点を獲るためにコート内外を縦横無尽に走り回ります。ペアがボールにコンタクトすれば次のプレーは自身のカバーとなり、その逆も然り。
1回で返球するスポーツと違って、3回までプレーが許されるスポーツを最小人数で実践することが史上最高のチームスポーツと呼ばれる所以です。
それだけにペアの繋がりや信用信頼関係は必要不可欠で、強者がペアを組むだけで勝てるような甘いスポーツでもないわけです。

ビーチバレーボールを通じて培われる能力

私がインドアとビーチで極端に違うなと思う部分に、プレイヤーのセルフマネジメント能力があります。決してインドアのプレイヤーに欠落しているという意味ではなく、ワールドツアーに出場するアウトドアのプレイヤーは、年間を通じてかなり多くの国を転戦して、多くのゲームを闘います。闘い続けるタフネスは転戦する日常で培われるだけでなく、常日頃からプレイヤー個人は負荷が大きいトレーニングを課していることや、それをコーチ陣だけに託さず必要なトレーニングを自分たちで選択して取り組んでいます。
https://www.fivb.com/en/beachvolleyball
セルフマネジメントはトップにだけ必要というわけではなく、大人数のチームや体育館といった整った環境ではないアウトドアのプレイヤーは、フィジカルもフィットネスも自分たちでトレーニングしなければなりません。そのためにもトレーニング相手や方法、手段や腕試しできる大会を求め、自ら出向くことで何が必要かを学んでいく環境が殆どです。国内では、まだまだ未熟でマイナーな業界であることから、環境だけでなくプレイヤーのセルフマネジメント能力が大きく影響を与えているケースが多々あります。
・環境に適応すること
・自ら学んで実践すること
・闘い続けるタフネス
・自身をコントロールして保つタスク能力
・セルフケア
培ったこれらは、自身が闘いに挑んだ先で顕著に現れます。
このようなセルフマネジメント能力を備えることでプレイヤーとしての幅は大きく広がり、可能性を高めてくれると思います。実際にインドアのオフシーズンにアウトドアでプレーをするプレイヤーも増えてきました。どちらのフィールドも経験することで強く逞しく変容していくと信じています。
こうして培った能力や、鍛えたフィジカルとフィットネスを、皆さんの眼下の前にお披露目するわけですが、とにかく観て分かりやすいのがビーチバレーボールの良さでもあります。

タイムリミットなのでこの辺で入稿しますw

もっと沢山を書きたいのに自身のセルフマネジメントとスケジュール管理が至らないばかりに今回はここまでとします。
この記事は気が向いたら編集していきますので生暖かく見守ってくださいね♪

あ!メリークリスマス♪w

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