10月25日(火)競馬ブログまとめ

また数日雨模様で、しかもグッと寒くなってきた。

いよいよ冬も近づいているといったところか。

もう少し秋の穏やかな気候と紅葉や風を感じたいものです。

さて、今週は古馬のGⅠ天皇賞秋。

勝負の2、3歳のレースではありませんが、

かなり相性の良いレースなのでしっかり仕留められればと思います。

結果にこだわるのですから、

当然、相性の良いレースはものにしなくてはいけません。

それでは今日の競馬記事をどうぞ。


「穴を拾うには 8割データに加える馬 実験開始します」

「ボルグドフーシュの教えてくれたこと」

8割データだと菊花賞の連対馬は5人気以内。


そうするとボルグドフーシュは買えないから

トータルで考えたら、その分を8割データに入る馬に投資して

回収するという内容のことを書きましたが、

やっぱり誰もが高配当は取りたい。

私も同じ。


そして、やはりその穴馬は

「強い競馬をした馬」から出るし、

不利な状況でのものだったら、

より可能性があるということ。


例えば昨日の菊花賞のボルグドフーシュは

これまで後方・外を回す競馬をしていた。

そういう馬だと決めつけていました。


ところが吉田隼人騎手は

スタートでは後方にいましたが、

向正面では中団まで上がっていて、

4角では先行馬を射程に入れ、

ジャスティンパレスの斜め後まで迫っていました。


つまり何が言いたいかというと、

前走の神戸新聞杯で後方から大外を回って、

あれだけの脚を使うならば、

もっと内で競馬をしたら、

距離が伸びるのだから、

もう少し前に行けるのではないかと

想像を巡らせる必要がありました。


これは高松宮記念のナランフレグもそう。

前走のオーシャンSで後方・大外から差してきて脚余し。

本番の高松宮記念では1枠を引いて、

じっくり内で脚を溜め、

一か八かであったがインを突いて1着。


これは丸田騎手の思い切った騎乗もほめられますが、

そもそも前走内容から、もっと内から抜けてこられたら、

もっといいレースができる可能性があると考えるべき。


逆に穴馬にはなるが、内がポッカリ空いて

そこを差してきたとかだと距離ロスも少なく

それ以上の走りを見込むのは難しい。

つまり走らない穴人気の馬となる。


馬券になる穴馬になるには

外を回って距離ロスがありながら

強い競馬をしたとか、

昨年の菊花賞馬になったタイトルホルダーが

前哨戦のセントライト記念で前が詰まって

13着に敗れたとかは要注意。


条件に恵まれて好走した穴人気の馬は来ない。


買うべき穴馬は、プラス条件が加わった上で

強い競馬をどこかでした馬。


こういう馬は8割データに加えて

買っておけば意外なボーナスとして

懐に入ることになることもあるだろう。


ただし、穴馬は1頭に絞る。

条件としては一流騎手もしくは信頼できる騎手、

枠順、脚質がその時の馬場と合っている、

条件がプラスに転じている馬。

これは前走内容を見てレースを想像する。


まずはこれで実験だ。


「天皇賞秋は格がものを言うレース 順位付け 相性の良いレース」

「GⅠ馬は5頭」

netkeibaさんの想定単勝オッズの1人気は

まだGⅠを勝っていないが条件が合いそうな

イクイノックス。GⅢ1勝。GⅠ2着2回。

順位は難しいが競馬内容からすれば3位以内に入るイメージ。

ちょっとこの馬の順位は保留とします。

つい先日、アスクビクターモアが菊花賞を制した。

イクイノックスはこの馬よりも強い競馬をしており能力も上。


皐月賞では東スポ杯から5ヶ月の休養明けで

直線で一度は抜け出す強い競馬。

このときは内馬場が悪く荒れていた。

しかも外枠有利だった。

8枠⑱番だったがある程度はこの馬に

有利に働いたと見ていい。


ジオグリフがより荒れた馬場適性もあり、

有利だった外枠の7枠⑭番に加え、

福永騎手も非常にうまい競馬をした。


直線の長いコースは得意で、

皐月賞に続きまたしてもダービーは8枠⑱番。

これはかなりの不利になった。

それでもドウデュースとタイム差なしの2着は立派。

十分能力は見せたと言っていい。

ですのでこの馬もGⅠを勝つチャンスは当然ある。

しかも騎手はルメールと心強い。


ただし、今年のGⅠはことごとく1人気は負け続けている。

嫌なデータだ。これほどまで続くと

何かの力が働いていると思えてくる。


さて、GⅠ馬ですが、

まずはシャフリヤール。

GⅠ2勝。日本ダービー、ドバイシーマクラシック。

いずれも2400m。

この馬は重馬場は向いていない。

この馬が最上位で1位。

海外帰りで休み明け。

実は狙っているのはジャパンカップなのでは?

ならば無様な競馬はできないが1着は別の馬?


2位がパンサラッサ。GⅠ1勝。ドバイターフ。

1800m。この距離がベストだが2000mも対応できそう。

(4 4 0 5)と好成績。

東京もいずれも2000mを走って(1 1 0 0)

この後のGⅠだと国内で適距離はなく、

選出されれば香港カップあたりを狙うか。

国内であれば、やはりこのレースを狙いに来るのではないか。

札幌記念はジャックドールに差されたが

勝つ必要はなく、今回は勝負気配だ。


3位は今年大阪杯を勝ったポタジェ。GⅠ1勝。

2000mは得意で(5 4 1 2)

東京は(1 1 1 2)で

昨年の天皇賞秋は0.8差6着に敗れている。


ちょっとつかみづらい馬。昨年の天皇賞秋は珍しくスローで

1000m通過が60.5で瞬発力勝負。

この馬はやはり切れ味はもう一息の印象。


上位3頭は絶好調時のエフフォーリア、コントレイル、

グランアレグリアとスーパーホースが3着までを独占。


差してきたヒシイグアスがこのレースで8枠⑮番から好内容で

続く香港カップで2着、宝塚記念でも2着に来ている。

それを考えるとポタジェはもうひと押し欲しい馬となるか。


4位はジオグリフ。皐月賞馬。3歳GⅠ1勝。

古馬と対戦してのものではないし、

荒れた馬場と枠順と騎手の腕で勝ち取った

わりと恵まれた勝利だったので、

軽い馬場の東京だけに雨が降ってきて出番があるかどうか。


5位はここのところ調子がもう一息のユーバーレーベン。

オークス馬。GⅠ1勝。

東京の成績は(2 0 1 2)

2000mは(0 0 1 2)ともう一息。

M・デムーロ騎手で起死回生の一発があるかどうか。


6位はGⅡ2勝のジャックドール。

使ったレースはすべて2000mという変わり種。

(7 2 0 2)と抜群の成績。

東京は(2 0 0 1)


GⅠだともう一息という印象があるのですが

どうでしょうか。


GⅡ2勝で想定単勝人気が2人気というのは少し疑問。

58キロを背負うのも初めて。


あとは順位がつけられないのですが、

気になるところでは3歳馬のダノンベルーガ。GⅢ1勝。

春のクラシックを賑わした3頭が

すべてここに出てくるとは珍しいこともあるものです。

共同通信杯の内容は強かったので

馬券になる可能性は秘めている馬と言えそうです。


ノースブリッジはGⅢ1着。

この馬は毎日王冠では出遅れて後方から。

直線でも伸びてはいますが、自分の形に持ち込めないと厳しい馬。

4番手以下まで下がったレースは馬券になっていない。

こういう条件のつく馬は基本的に厳しい。

それでも2000mは得意で(4 0 0 1)

東京は(3 0 0 3)

岩田康誠が騎乗予定で簡単に切らない方がいいかなと。


最後にマリアエレーナ。GⅢ1着。

2000mは(3 2 1 0)とすべて馬券圏内。

東京は初めて。

騎手は菊花賞で1人気のガイアフォースで人気に応えられなかった

松山が巻き返しなるか。


2000得意ということで取り上げたが

基本的には穴馬まで。

東京を初めて走る馬がGⅠ馬でもなくて

いきなり天皇賞を勝てるとは思えない。


この順位に対して人気がどうなるかを比較して

オッズの歪みを見ていきたい。


「天皇賞秋 イクイノックス 条件はピッタリ」

「初GⅠ勝利をここで飾るか」

皐月賞、ダービーとめったにないことですが、

2回とも8枠⑱番。


皐月賞は内馬場が荒れていて外枠有利も有利に働いたが

ダービーは不利な枠順で、もっと内だったら

この馬が勝っていたかもしれません。


長くいい脚を使えるし、切れる鋭い脚はあるし、

まず中距離の広いコース向きで間違いないでしょう。


しかし休み明けで古馬と対戦して

いきなり勝てるのかという心配はある。


しかも今年の1人気は全敗というジンクスまで立てられている。


まずは検証あるのみ。

ダービー直前のブログから拾ってみましょう。


日本ダービー イクイノックス ダービーは好走必至!

「この馬は相当強い」

皐月賞は東スポ杯2歳S以来で0.1差2着。

しかも不利な8枠⑱番からルメールがうまく乗って先行。


この日は先行有利の馬場だったし、先行決着ですから

ルメールの騎乗は最高級でした。


この馬は脚を溜めれば長くいい脚を使うので

中山よりも東京のほうが走りそう。


ローテーションを考えてもダービー狙い。


まずは皐月賞直前のブログから拾ってみましょう。

皐月賞 イクイノックス このローテーションは疑問

「皐月賞狙いではない」

ルメール騎手が予定されていますし、

馬は強い。


しかし、よく考えてみると強豪と戦っていないし、

東スポ杯からの休み明けというのは、

どうにも後にもピンとこない。


使っているレースを見ても、新潟と東京で

右回りは一度も使っていないし、

小回りコースも初めて。


距離に関しても1800mを2戦。


これはどう考えても皐月賞を狙っているとは思えない。


その先のダービー狙いというのが正しいでしょう。


しかも、皐月賞である程度、中身のあるレースをしないと、

ダービー制覇は難しい。

馬は強いと思うが、私は皐月賞では厳しいと考えます。


ただし、それでも勝つまでは厳しくても、

馬券になる可能性は残しているので、

注意は必要。


実際のレースを検証してみよう。


新馬。新潟1800m。

この日の新潟の馬場は先行有利。

こんなコメントが残ってます。


5Rイクイノックス  上位に差し馬がきているレースで、先行して直線突き放す。

             この内容なら500万も面白い。

なるほど。

GⅠ馬サークルオブライフが差してきて3着したレース。

(直線ではただ1頭、馬場の悪い内を通って3着)


4着の同じく差してきたサトノヘリオス(出遅れ)は

スプリングSで0.2差3着と接戦してます。


もしも差し馬が評価できるとしても、

イクイノックス(先行)は2着以下に

1秒以上の大差をつけています。


2着のメンアットワークは9戦して

いまだ未勝利を勝てない馬。

差し馬に展開が向いたと予想されます。


少なくともGⅡで勝ち負けできるくらいの能力はありそう。


レースは、ルメールが馬場のいいとこを選びながら先行。

直線追い出すと、後続を突き放した。

500万どころかOPでも通用するというのが

正しい判断だったか。


東スポ杯2歳S。GⅢ。東京1800m。

この日の東京の馬場は先行有利。

差し決着。


こんなコメントが残ってます。


11R イクイノックス  チェックするほどじゃないかもしれないが、

             抜け出してからグイッと伸びて突き放している。

             この内容ならホープフルSも期待できそうだ。


なるほど。ホープフルSを使っていて、

いい勝負をしていれば、本命候補でしたが・・・


それでもこのレースもレベルが高くて、

4着のダンテスビューがきさらぎ賞でタイム差なしの2着。


5着のレッドベルアームはシンザン記念で0.3差3着。


2着だったアサヒはその後、結果は出ていませんが、

共同通信杯では大出遅れで、ラスト伸びて0.8差5着。


着差はいまいちですが、レース内容を見ると、

出遅れなければ接戦していたかもと思わせる走り。

そんなメンバーでした。


レースは、後方でじっくり脚を溜める作戦。

直線で外に出すと、しっかり伸びて、

ラストは突き放しています。


これならGⅡなら通用しておかしくないレベル。


しかしです。


冒頭で書いたとおり。

今回のこの馬は疑問が多すぎ。


それでも勝っちゃったら、

はい!すみませんでしたと謝るだけです。


せめてホープフルSからのぶっつけなら買えたのですが・・・

その理由は一線と戦っている経験と、

そこでどんな競馬をしているかで力量が測れたため。


戦ったメンバーは2戦とも優秀ですが、

それでも一抹の不安は拭えない。


人気がないのなら面白いですが、

おそらく人気でしょう。

妙味はないと見ます。


なるほど。

スタートからルメールがうまく乗っているとはいえ

脚を使っていることは間違いなく、

末脚が甘くなっているはず。


それでは皐月賞。GⅠ。中山2000m。

この日の中山の馬場はBコースで稍重。

芝を跳ね上げて馬場が悪い。内3頭分内を空けている。

内は不利でダノンベルーガは不利でした。

しかもスローペース。


無理はさせずに先行させてはいるものの

直線で一度一頭抜け出して押し切ると思いきや、

満を持して追い出したジオグリフに食われた形。


ジオグリフは馬場も枠順もイクイノックスよりも

条件が揃っており差しきれましたが、

距離伸びていいのかどうか。


軽い芝の東京はあまり向いていない気がする。


それを考えると、久々に加え、

8枠⑱番から先行したイクイノックスは上積みがある。


今度は脚を溜めてくるはずですので、

ダービーは好勝負必至と見ます。


・・・なるほど。

ダービー狙いだったことが伺えます。

その負けた鬱憤をここで晴らせるか。


では今度はダービーの振り返りを振り返ってみます。


日本ダービー。GⅠ。東京2400m。

この日の東京の馬場はCコースで先行有利。

追い込み決着でした。


こんなコメントが残ってます。

日本ダービーは大本線で的中。

しかも先行有利だったことから大外のイクイノックスが

不利だったことを考えれば、⑬→⑱は厚めに買うべきでした。

そしてまさかの悲劇もありました。

それは明日のブログで書きます。


パドックは抜けた馬はいなくて

返し馬で特によく見えたのが

ドウデュース、イクイノックス、ダノンベルーガでした。

なので皐月賞では馬場も展開も恵まれたジオグリフは

切っても良かった。


凱旋門賞に登録しているドウデュースは、

皐月賞ではある程度は前にいないと厳しい流れ。

その中で後方からの競馬で全く勝つ気のない競馬内容。

しかもラストの脚は秀逸でした。


凱旋門賞に出走するなら狙いはダービーは明白。

そこの予想もバッチリでした。


イクイノックスも皐月賞では強い競馬でした。

大外枠から脚を使って先行。

東スポ杯以来のGⅠ初挑戦で直線では一度グイッと抜け出し、

能力の高さを示していました。


先行有利の馬場だったことで

2枠③番アスクビクターモアも先行して3着は納得。


4着はダノンベルーガ。能力上位ですが、

皐月賞では確かに馬場の悪いところを通りましたが、

ラストの伸びはもう一息で1人気は人気し過ぎなのでは

と考えていました。


・・・なるほど。

特に説明はいりません。

書いておる通りです。


もう一度レースを振り返ります。


1000m通過が58.9でまずまず流れたし

力勝負になりました。


こうなるとやはり差し馬が評価できそうですが、

3着以下が少し離されているので

秋以降も期待をかけられるのは

イクイノックスとドウデュースでしょうね。


イクイノックスはどうでしょうかね。

菊花賞よりも天皇賞秋のほうが条件的に合ってる気がします。


ドウデュースは凱旋門賞を使うとしたら

有馬記念?


まあいずれにせよ秋も引き続き期待できるのは

この2頭ですね。


夏の上がり馬がきっと台頭してくるので

また秋競馬も盛り上がるといいですね。


・・・なるほど。

このブログの回で天皇賞秋という言葉が出てますね。


ダービーは、ダービー狙いの2頭がわずかの条件の差で

ドウデュースが上回っただけでしょう。


やはりこの馬は古馬GⅠでも走りそうです。


しかもダービー2着馬は活躍馬が多い。


レオダーバンは菊花賞を制覇した。


ライスシャワー、ビワハヤヒデ、

シンボリクリスエス、ゼンノロブロイは

そのあと複数のGⅠを勝ちました。


ハーツクライも有馬記念、ドバイシーマクラシックを勝利。


フェノーメノは天皇賞春。


エピファネイアは菊花賞、ジャパンカップ。


サトノダイヤモンドは菊花賞。


スワーヴリチャードはジャパンカップ。


ダノンキングリーは安田記念。


昨年のエフフォーリアも天皇賞秋、有馬記念を勝っている。


少なくともイクイノックスは古馬GⅠでも

通用する力はあると考えます。


あとは8枠に入らないことを祈ります。


この枠は非常に不利で

過去10年で1度も連に絡んでいません。


力が入るレースはどうも長文になりがちですね。

過去のデータや文章も引っ張っているので

ご了承ください。


1年の中でも相性の良いレースベスト3に入るレースですので

じっくり攻めていきたい。

自信を持って馬券を的中させます。

とにかく結果を出すと公言しているわけですので

自分の言ったことを実現するのみ。

それではまた明日。

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