見出し画像

主治医からの病状の説明

今日に至るまでの経緯を丁寧に再度説明してくれた。

「右側パピローマという良性の細胞があったのだけど、どうもおかしいということで、更にたくさん細胞を採ったところ、一部が癌化していることがわかった。左側については、一番怪しい石灰化している部分も良性だったので、一旦は右側だけ全摘するのがいいでしょう。」

とのことで、

現状、右乳房の全摘手術をすることのみが選択肢として与えられた。
というより、温存する選択肢が与えられない状態だった。

診察のたびに温存できないのでしょうかと質問していた気がする。
多分4回は聞いた。笑
主治医の先生とても優しくて、毎回、「何故、全摘以外選択肢がないか」ということを丁寧に何度も説明してくれた。
(それがあったからこの主治医を信頼することにしたのだけども。)

説明がものすごく納得がいくものだったのと、ネットで調べても、
私のケースの場合は、全摘がベースなのは間違いがないようだった。

恐らく転移もなく、超早期発見だったと思われる。
なので、セカンドオピニオンとか、大きな病院に行くとかあまり考えられなかった。むしろ、この主治医の先生の経歴を見るとこの人に丁寧に対応してもらった方が、安心なのではないかと思った。

ものすごく難しい手術というわけでもなさそうだったので。。。


ただ、1年後の現在、2次再建を終えた今、思えば、同時再建についてもっと真剣に考えるべきだったなあと思う。
あの喪失感を味わうことも、辛い術後を2度も味あわうこともなかったのだから。。。

皮膚に癌がなかったことや転移がなかったから言える話ではあるので、一概にあの時の判断が間違っていたとは思わないが。。。その時は、あまりに時間と知識が足りなすぎた。もっとインターネットを活用して再建すべきかどうかについて調べ尽くすべきだったと思い返す今日この頃。

しかしながら、今回2次再建については、手術してほしい先生を見つけることができて、その先生に手術してもらえたことを考えると結果オーライではあるのですが。。。

何より、私の主治医は、同時再建をあまり薦めない先生でした。それは、もし、皮膚に近いところに、癌が残ってしまった場合に、同時再建しても、再度、摘出しなくてはならないケースになってしまうこともあるので、オススメしないとのことでした。

なので、主治医を信頼していたので、私もその説明に、普通に納得できてしまっておりました。そして、一年後に再建すればいいのかくらいの安易な考えになり、調べ尽くすことを放棄したのでした。
(仕事も異動したばかりなのに1ヶ月ほど、休まないといけなくなってしまったということもあり。。。)


ちなみに、グジグジと全摘が受け入れられない私に対して、家族の同席を求められたのでした。
平日の診療だったので、夫は仕事を休んでくれないので、父親に同席して説明を聞いてもらったのでした。

そして、2021年6月25日金曜日に右乳房全摘手術が決定しました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?