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つつがなく審査終了

延期となっていた昇級審査も、無事終了してひと安心。
年一回しかないし、試合なども他所様のオープントーナメントに出場するくらいで、こういった人前で成果を発表する機会に皆さん意気高揚してた。

人数も10人いた為、時間が押してしまったのが今後の課題。
後藤先生だけで仕切ってるから余計だわな…私も元気になったら手伝わんとな。
今日はくたばってて審査のみ…

結果としては、個人的には大体良いんじゃないかな。
技術なんて実際の話はそれほど重視してなかったりするし…昇級に関しては、だけどね。

しっかり取り組めば、技に関しちゃ長くて半年で成果は出る。
でも、心構えや身のこなし、目の付け所などは、時間をかけないと難しいことも多いかもしれん。
こうしなさい、と言葉にはすれど…身につけるには本人が理解する必要があるから。
必要だから身につくんであって、分からないならつくわけないのよ。
私が見てたのは、どちらかと言えばこちらの方。


まあ覚えてる中で気になった所を挙げていくなら…

目線をしっかり相手に向ける。

考え事をしてたり、緊張してたり、クセだったりと様々な理由はあるんだろうけど…
ひとりだろうと多かろうと、相手に注視せんと。
相手に過敏な反応見せたり、動きがぎこちなくなったりもそれが原因やで。
型の時も、動く方向を見てから動作をするとキレも出る。
ついでに、見てから動くと視線誘導で騙せもする。

上手い人が勘や気配、なんて言ってるのは…情報処理が優れてて、視覚情報を的確に処理出来た結果、異常を察知してるだけだよ。
音やにおいなんて争う中では真っ先にリソース削られるから、役に立たんとは言わんけどほぼ無いとも思う。

まあそれほどに、視覚は人間を支配してるのよ。
そしてその精度は、意識と密接で…
注意してないと見えてるものすら認識できなくなる。

だからこそ、しっかり相手を見て動きなさい、に繋がるんだね。


打点を意識しよう


攻撃を出しはするけど、とりあえずで出してて…何処を狙ってるという意識が無い。

S太とNさんくらいかな、明確に打つ場所を狙ってるのは。

攻撃しても成功せず反撃くらってるのは…手数でなくて狙いが甘くて、対処せずとも大丈夫だからよ。

攻撃するなら、蹴りなら大雑把に体を上から三等分して、拳なら顎あたりを上段、水月辺りを中段、あばらや内臓を狙うなら脇を、他にも心臓狙ったり胸骨を狙ったりたくさんあるけど…
叩いていい場所を叩くのではなくて、叩かなくてはいけない場所を叩くのよ。
軽くでいいよと言ってるのに、全力でボコり始める人らもいるし…まあ楽しいのも判るんだけどさ。

これを伝えた時、新しい視点でした!などと返ってくるという事は、今までのはさらりと流されてたんやな?
私はいつも言う事なんやけどなw
ま、いいけど。


終わってから話せた人で、あさきさんが特に修練が見えたのは横蹴り。
これには感心した。
きちんと中段の横蹴りの動きになってる。
ではこれからはこの技を中心にして組み立ててみようか。
足の指が動くようになれば、体調もバランスも良くなると思うし。

気になったのは連打だけど、これは私がまず一打をしっかりやらせようとしてるからかもしれんので反省。
後藤先生も巻き込んで、ミットワークも採り入れるかねえ。
まあ、やれば成果が出るのは実感できたろうし、自信もつくさ。

本当は個別に書いていきたいけど、個人情報もあるので割愛。
一言で、とても充実した時間だった。