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寝そびれた

なので、続きを書こう。
…なお、現在AM9:00。
寝落ちてたので、続きを書いてる…凹



良いこともあれば悪いこともある。

シャドウから目慣らしの組手をやったが、S太には「技の連続性」よりも「より効果を見込める連係」を指導。

難しくはない…蹴りやすい後ろ足での蹴りでなく、前足での蹴りをやってもらった。
スイッチせず、後ろ足をステップして寄せ、間をあけず蹴る。
重心移動だけでも蹴れるが、間合いなどを見ての話やね。
これは相手の動きを止めた状況だから、寄ってかないと当たらん。

首を傾げながら取り組んでるけど、すぐできるよ。
これができたら、攻め方が幅広くなると思うし、蹴りを主体にもできると思う。
今は突きに頼る感じだから、無理をしなくてよくなるよ。


習う気のない相手


後藤先生が、目の前にやんちゃ坊主共を置いていった。

様子を見てると、普段私に近づかない調子こいた方が好き放題蹴りまくってる。
下段中段上段の3つを蹴って、防御を練習する、と言われてたんだがまるで無視。

今何をやるかを説明するが、無視。
勝手に蹴り続けてる。

相手のS矢も、なんでやられっぱなしなのか分からんが…
とりあえず、最終通告。
頭押さえて、「今度やったら問答無用」。
ここまでしてようやく鼻で返事をする。

ま、親が馬鹿にしてんだろなこれは。
どうでもいいが、S矢がちとかわいそうでな。
きちんとあてろ、と指示。

まだなんか加減してるが、まあできるのは知ってる。
「ちゃんと顔を蹴り抜けた」。

やられて驚いた顔してるけど、当たり前やろ?
こうしろ、と構え方教えても無視していじめてただけやし。
そいつはお前より上手いで?

3度蹴り抜かれて、また2人増やされたのでシャッフルしてそいつを外し、S矢と新しい子に。

しばらく稽古して、終了後。
S矢に私から詫びを入れた。
多分後藤先生に面倒見るように組まされたんやなー、あれは。
個人的には、そんなの教えんでいいとも思うが。

私、聞かれりゃ知ってる事は何でも応えるけど…
勝手に教えてもらえる、と高をくくってる「お客様」には教えんで。
一緒に稽古して試行錯誤してる同輩だから、何でも教えるんであって。
私だって相手は選ぶわな。

…ま、私の道場でもないしな。
S矢には今回のは災難だったな。
防御を丁寧に教えたので堪えてくれ。
あーいうのはそう使えばいい。



サンドバッグで指導をしていく


皆それなりに動けるようになってる。

しばらく居る女の子も、高い蹴りを出せるけど…威力が出せてない。
サンドバッグの表面に向かって蹴るのではなく、当てる反対側目がけて蹴ってみて、と。
要は、打点がうまく設定できてないのよ。
優しいせいか、触るように蹴るだけで終わらせてる。
でも、組手でやられるのは悔しいみたいで、実は頑張ってるのも知ってる。

蹴り抜く方法をやってみたけど…まだ呑み込めてないな?
次回に期待しよう。

S太は、何故かチェーンパンチがマイブーム。
こないだKさんを完封したからか?
でも、それだけではあかんのよ…

前蹴りで自分の間合いを測る。
当たらない所で出し、そのまま一気に踏み込んでジャブ。
こうすると、今のチェーンパンチが活きる下地ができる。
自分がイニシアチブを取るように整えないと。
駆け引きがまだ分かってないけど、間合いの取り方を馴染ませる。
体格差をひっくり返すためにも、力任せを覚えるのはよしとけー。

あさきさん。
頑張った。
ちゃんとそれなりに技が出てる。
その前に、技を思ったように出すという訓練をした意味があるな。

単純なやり方で、自分で技を宣言して即座に出し…切れ間無く続けていく。
頭で考える速さと実行する速さ、そして連動だね。
頭で考えてるけど、はっきり意識できてないから声に出して具体化させたんだね。

あとは技を増やして、出せるように馴染ませるだけよ。

荒いけど、今は出せればいいから大丈夫。

あさきさんはその後居残りで、突きの修正をした。
こないだコツを飲み込んだみたいで、軌道を教えたら良い右ストレートが打てるようになった。

これなら、打てると言っても良い打撃になった。
当たるし、効果も期待できる。

武器がない、と悩んでたけど…ちゃんとできたやん。
これを主体に組み立てればいいのよ組手は。



作戦会議


Iさん。
途中参加だったようで、気付かなかった。

Kさんと組手やってたけど、なんか容赦なくやられてた。

突っ込んでくる相手なんだから、前蹴り置いとけば刺さってくれるで、と言っても間に合わない。

そのうち撮影頼まれてKさん離れたので、作戦会議w

悩んでたのは蹴り足の遅さと、逃げ腰なとこ。
逃げたらもっと苦しくなる、と言って先ほど言ってた前蹴りを置いとくのを見せる。
間に合わないなら足の裏で相手の太ももを押さえてみたら?と。
試合じゃグレーだけど、本来なら前から膝を踏む…それよりはいいでしょ。

背が高いので間合いは有利なんだから、とにかく迎撃用の出の早い技をやってみる。
膝蹴りも、前蹴りも、廻し蹴りも、実は全部同じモーションでできるし、使える。
同じモーションだからこそ、読み違えも起こせるし、初動も早くなる…迷わんからね。

全力で蹴っていいから試してみ?と言って蹴らせる。
膝蹴りも前蹴りも捌かれ、廻し蹴りは膝が上がってくるのを止められて不発。
騙されても、10発に1発かな。
同じ方向に動いてるから、当たっても触る程度だから問題ないんだけど。
まあなんとかなるやろ。

んでもうひとつ。
相手が蹴ってきた足を、足の裏で止める、というやり方。
これは今日やった事の集大成みたいなものだけど…
蹴るために足が上がる…ここは誰でもそこまで速くなくて見える。
これに合わせて、足の裏で「上から押さえる」。
そして、間合いに合わせて軸足をスライドさせ、「押さえた足を足場にして蹴る」。
前蹴りの得意な人がよくやるんだけど、これやられると無意識の所に入るから非常に効くし、ぴょんぴょん跳び込めなくなる。
覚えてみるといい。
実は、基本2の応用やでw


待ってないよ!?

そういえば思い出した。

Kさんに、組手で私が基本「待ち」なのは間合い測ってカウンターするからですね!と。

ちゃうで!?

それは声を大にして言うけど、私元々手数で圧しまくるタイプや。
そして、それを守りも上手くないKさんにやったら…ねえ?
構えて、間合い揃った瞬間突いて、と繰り返して…部屋中追いまくられてギブアップしたの忘れたな?
組手でも、ええ感じに攻めさせた後は、一気に押し進んで連打に巻き込むでしょ?
「あーあれこわいんですよー」
気づいてんじゃん。
なら待ってるなんて言わない、というか、あれを攻められてると自覚できてないんだな…
間合いを測られてるのもせめぎ合いだからね?

間合いは跳び込んで攻撃するから軽視してる、というのと…常に攻めっ気に溢れてるから、守りを意識してないんだな。
武器持ってたら一発で終わるから、叩きっこは程々にな?

想定外の言葉で、割と驚いた…でも、そう見えてるという視点は面白いなとも。
確かに罠にかけてるのは待ちともみられるのか。
まだまだあかんね、ばれてんやん私。
も少し自然に釣り上げんと。



こんな感じのお稽古だった。
ちと個人に偏りがちだけど、濃い内容となったのは幸いだね。