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事務部門インタビュー

秋田公立美術大学卒業・修了展2023  部門インタビュー

秋田公立美術大学卒業・修了展2023が令和5年2月16日~2月20日まで秋田県立美術館・秋田市文化創造館にて行われます。それに伴って、各部門長にインタビューを行い、活動について語ってもらいました。

事務部門
深谷春香
河北真


━━ 自己紹介をお願いします。

深谷 アーツ&ルーツ専攻、深谷春香です。
河北 ものづくりデザイン専攻、河北真です。素材は染色を専攻しています。

━━ お仕事について教えてください。

深谷 事務部門は主に、プランシートの管理、特に学生の提出率やその後の情報の確認、備品情報の整理を行っています。会計の仕事も担当していて、学生課と連携して予算の管理を行っています。あとは、コロナ対策のアルコール消毒を買ったりとか、当日学生が滞在する際のシフトを組むのも、事務部門で最終的に行う予定です。

河北 私は特に、卒展の全体予算を管理させていただいてまして、あとは秋美の後援会の方々に出資していただいているお金もあるので、それをどう有意義に使うかっていうのをみんなと相談しながら決めています。

━━ お仕事で大変だったことは何ですか?

河北 やっぱり予算が多いので、それをどう割り振るかっていうのが一番難しいところでした。後は来年の引継ぎのための決算書だったりとか、卒展が終わった後からの仕事の方が本番かもしれないです。

深谷 私は事務部門の統括をしてるんですけど、実際の仕事で担当しているのはプランシート管理の部分だけで、後はコロナの対策であったり、備品の管理を行っていて。それぞれが担っている仕事が違うので、情報の共有っていうのが少し難しかったりしてます。

━━ 楽しかったこと、やりがいを感じた瞬間はありますか?

深谷 事務部門とちょっとズレちゃうかもしれないんですけど、実行委員会全体の会議っていうのはやはり、今年はどういうテーマにするのかとか、そこからデザインが決まって、またインストールで今年はどんな会場構成にしようかっていう話も、実際プランシートを配布する立場として関わっていたので、だんだん卒制っていうものが出来上がってるんだなっていう。内部から関われているんで、そこはやっぱりやりがいを感じるなと思ってます。

河北 なんか卒展ってほんと一生に一度だろうなと思っているので、それに運営側として参加させてもらえたのはいい経験だなって。
みんなにほんとに助けられながらなので、感謝感謝です。日々感謝。

━━ 事務部門以外にやりたい部門はありましたか?

河北 え!……あでも広報とか、それこそインタビューとかは面白そう。なんかいろんな人の話を専攻を超えて聞けてすごい楽しそうだなとは思いますね。楽しそうだなって、仕事知らない人からの意見ですけど。

深谷 結局、事務部門っていうのは明確に仕事があるっていうよりかは他部門の仕事が多すぎないよう、一部を中間管理として引き受けるっていう仕事内容なのかなと思っていて。そういった助っ人的な仕事が私自身はかなり好きだったりするので、あんまり他の部門っていう考えは無いですね。

━━ 卒展に対する意気込みをお願いします。

河北 そうですね、それこそ委員をやろうかなって思ったのも、仲良くしてる子とか頑張ってる子がすごい苦労してたのをみて、手伝いしよっかなぐらいでなった気持ちがあるので、ちゃんと自分の作品も完成させて、ちゃんとマジでミスなく決算書をつくり、良かったねって最後言えたらいいなと思っております(笑)。

深谷 事務部門の仕事が忙しくなっちゃって個人の制作をかまけるっていうことだけは絶対にしたくないなって。忙しくても絶対自分のやりたいところだけは、自分の制作で曲げたくないなっていう、なんかそこの両立はやりきりたいみたいなのは感じますね。

美大の卒制ってちょっと変わっているなと思っていて。卒業制作ってその作品に最も時間をかけなければいけないところで、展示運営に関することも学生でやらないといけないっていうのが、一番やっぱり本末転倒になりやすい要素なのかなと思っていて。忙しくてもやり切れるバランスを学生全体で見つけてくっていうのが、一番ベストなのかなって思ったりします。

━━ 卒制と部門の仕事の両立のために心がけていることはありますか?

河北 めちゃくちゃめんどくさがりなので後回し癖があるんですけど……私がやらなかったら皆に迷惑かかるっていう気持ちでやってますね。
逆に制作は進むことがなくても自分だけしか迷惑被らないので、のびのびとメリハリをつけながら、飴と鞭でやってます(笑)。

深谷 早寝早起きをするようになりましたね(笑)。それをした分少し管理はしやすくなったなと。後はやることを全部書き出すっていうのはお勧めだなってちょっと思いますね。ちゃんと自分ってちょっとずつでもやってるんだなって気持ちになるので。

卒展運営も最終審査に加わったらいいのにってちょっと思いますね。卒展運営するっていう最終課題があってもいいような気もするんですけどね(笑)。
私は作品をつくるより運営するほうが好きなんですっていう人たちが集まって、ほかはどうぞ卒制に集中してください、私たち最高の卒展やるんで!みたいな感じでやりきっちゃえばそれはそれで面白いのかなって。


※このインタビューは2022年12月に行われたものです。


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