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Boss、役職について考える

お疲れ様です。
脱サラで起業を目指す、アキバです。

会社勤めとしていると、必ずだれもが通る道が「役職(肩書き)」。
日本企業であれば、主任・係長・課長・部長が有名な役職だろう。

お金をたくさん稼ぎたい、偉くなりたいという人は、「昇進」を目指して日々努力している人も多いのではないか。

サラリーマンとは切っても切り離せない、「役職」について考察する。

①「役職」って何のためにあるのか?

間違いなく、サラリーマンのモチベーションを維持させるためだろう。
日々仕事をしていく上で、継続的にモチベーションを保つことは困難。それは十分会社もわかっていること。

そのために、会社は社員に小さな目標を与え続けることを考えた。
それが役職制度。

「昇格」という目標をクリアすると、「昇給」というおまけも付いてくる。つまり、『名誉とお金と権限』が少し増えるのだ。

サラリーマンは常に目の前に人参をぶら下げられている状態。
逆を言えば、人参をぶら下げておかないと、モチベーションなんてあがらない、単純でつまらない仕事なのかもしれない。

②「役職」はファンタジー

きっと定年すれば、誰でもわかる。
役職なんて、何の役にも立たないことを。

役職が通用するのは会社でのコミュニティだけ。
家族、友人、知人、地域社会にでれば、一人の人間。

以前読んだ本に、書かれていた言葉を思い出す。

「偉い」というのは、ある限られた社会の中でのみ通用するファンタジー。

「普通がいいという病」泉谷 閑示 著

早く夢から覚めないと、老後は「何者でもない」おじさんとなる。

③「役職」は仕事を複雑化する

①で昇格すると、「お金、名誉、権限」が増えると書いた。
実はこの「権限」こそが曲者である。

権限を持つと、勘違いする人が増える。「俺は偉いんだ!」と。
役職はただの役割で偉くなんて、全くないのに。

勘違いをしている人の部下は、たまらない。

例えば以下のような事例だ。

・報告しなくても有給休暇を取得できていたのに「事前に俺に報告しろ!」と言われて、休みにくくなった。
・上司に報告をするためのレポートが増えて、内勤が増加した。
・無駄な会議や面談が増えて、業務に集中できなくなった。

権限を持つと、人間はおかしくなる。
そして、周りの人を巻き込み仕事を複雑化してしまう。

④まとめ

・「役職」とは、サラリーマンに常に高いモチベーションを維持させようと考えた会社が生み出したシステム
・「役職」なんて、会社の外にでれば全く通用しない。会社内だけの幻想にすぎない。
・「役職」は人をダメにする。そして周りも巻き込み仕事を複雑化する

「役職」はただの「役割」と考えて行動するべし。


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