【ESSMA】業界最新情報：チケット、スタジアム開発、ファン体験
元記事リンク January 30, 2020
By ESSMA（@ESSMAstadium)
（他の翻訳記事まとめはこちら ESSMA公式HP記事翻訳）
アルスヴェンスカン（Allsvenskan）のアウェイカードシステム、SLベンフィカ（SL Benfica）のOTTプラットフォーム、ヨハン・クライフ・アレナ（Johan Cruijff ArenA）の追加された880席など、ESSMAの毎週の業界アップデートで詳細をご覧ください。
ファン体験・ホスピタリティ
SLベンフィカ（SL Benfica）は、ファンのために独自コンテンツ毎日制作し、デジタルビデオプラットフォームを自ら立ち上げました。これはポルトガルで最初の取組になります。 ベンフィカプレイ（Benfica Play）と呼ばれるオーバーザトップ（OTT）プラットフォームには、元スターと現スターとの1対1の独占インタビュー、ロッカールームの映像、試合やトレーニングの舞台裏の特集など、さまざまなコンテンツが含まれます。 クラブは、事業の立上げチームに続いて専属のデジタルビデオチームを雇い、年間365日、独占的コンテンツを制作しています。
eラ・リーガ（eLaLiga）では、33を超えるラ・リーガのクラブが参加しており、大会への参加者数は2倍になっています。 eSportsへの世界的な関心はここ数年で上昇していますが、2020年は飛躍的な年になるかもしれません。 フットボールクラブは、新たなファン層の獲得のため積極的に参加しています。 さらに、eスポーツチームとしてスポンサーも獲得しようとしています。
運営・チケット
8年連続でアルスヴェンスカン（Allsvenskan）※とスーペルエッタン（Superettan）※は、スウェーデンの各クラブの100人のファンに独自のアウェイチケットのカードを販売し、割引料金で全てのアウェイマッチにアクセスできるようにします。
※スウェーデンリーグ所属
フェイエノールト（Feyenoord）のシーズンチケット所有者の支援で、所得の低い800人以上のファンが無料でサッカーの試合を観戦することができました。 シーズンシート所有者は他のサポーター達から提案を受けて所得の低いファンに観戦チケットを譲ったことで、所得の低いファンたちは1月18日の試合を観戦できました。フェイエノールトとしても無料で招待キャンペーンを行うことができたことになり、 フェイエノールトファンにとっては忘れられない一日となったようです。
スタジアム開発・建設
ヨハン・クライフ・アレナ（Johan Cruijff ArenA）は、シーズンチケットへの需要の高まりに対応するために、スタジアムの余分なスペースに880席を追加することになりました。 追加エリアはEURO 2020までに準備が整う予定です。
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