2024年 日本消化管学会 胃腸科専門医試験 再現

消化管専門医試験 2024/7/14

開催日
2024年7月14日(日)
試験時間
11:30開場、12:30着席、13時開始、90分
試験会場
ステーションコンファレンス東京
試験方式
筆記試験(マークシート方式)、50問

・あくまで1個人の意見・見解なので、参考程度にみて下さい
・当日持ち物 受験票、筆記用具(B or HBの鉛筆かシャーペン、消しゴム)、写真付き本人確認書類(運転免許証など)、上着
・13:30まで入室可能、13:35-14:20まで退室可能。一度退室したら再入場不可。
・最後まで残っているのは全体の1割くらいです。部屋がかなり冷房効いているので、羽織るものあった方いいと思います。

・50問中プール+プール派生問題は10-15問程度(内視鏡専門医試験問題集+消化器病専門医試験問題集)。その他は一般消化器内科知識があれば解ける問題と、内科専門医試験の消化管領域で求められるような総論的な問題と難問。
・内視鏡画像提示問題は50問中たった2問(クローンの縦走潰瘍の画像と、鳥肌胃炎の画像)であり、内視鏡専門医試験の問題集よりも、消化器病専門医試験対策+内科専門医の消化管領域の対策の方が有効。対策なしで受けるとかなり絶望すると思われるくらいの問題です。
・筆者は普段胆膵専門(現在は院生で数年間臨床は上下部スクリーニング内視鏡を月に数回している程度。ほぼ臨床してません)。
・昨年消化器病、内視鏡専門医試験には一応合格していますが、2年前のことであり勉強時の知識は残っていません。
・事情があり試験勉強にあまり時間が取れず、トータルの勉強時間としては、2日間は1日3時間くらい勉強+当日2時間程度の勉強時間。

〇実際に受けてみてオススメの勉強資料
・消化器病専門医試験対策
⇒過去問(noteで出回ってる最近のやつ)+第7-9版の問題集
・内視鏡学会から出ている過去問集5版
⇒第4版はいりません。内視鏡画像から答える問題はほぼ出なかったので、解説まで細かくはいらないです(時間があれば解説読む程度でOK)。
・イヤノートのQuick Checkの消化管部分
⇒イヤノートを持ってればでいいと思われる。わざわざ買う必要はない。
・noteで出回っている消化管学会専門医試験の過去問
⇒不確かな情報があるのも事実だが必ず購入してやることをお勧めします。内視鏡試験とも消化器病試験とも微妙に異なります。

〇今年度の問題の傾向
過去問再現資料が極めて少ないのであくまで個人的な感想だが、臨床問題(画像問題)はほとんどでず、大部分が総論的な内容でした。上にも書きましたが、内視鏡専門医試験対策はさらっとやるに止め、消化器病専門医試験対策+内科専門医消化管領域をやる方が勉強効率としては良さそう。胆膵領域の知識は今回は1選択肢を除き出題なかったので、対策不要です。

〇以下問題を可能な限り再現しました。回答がわからないものも多々あるので、なるべく選択肢を正確に再現しました。50問すべて再現しています。

1.胸やけを呈しにくいものを1つ
妊婦、肥満者、●萎縮性胃炎、Caブロッカー内服、食道裂孔ヘルニア

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