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タジキスタン・パミール再訪記

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2023年春に中央アジア・タジキスタン共和国のパミール高原を中心に旅をした時の旅行記。パミール高原訪問は2度目。日本出発→韓国→カザフスタン→ドゥシャンベ→ホログ→イシュカシム→…
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#アフガニスタン

タジキスタン・パミール再訪記21 〜ホログ→ドゥシャンベ〜

パミール滞在の終盤は、前回に続いて体調不良になってしまった。果たして無事ドゥシャンベまで帰還できるか……? ホログ出発前日2023年5月3日水曜日。昨日からの頭痛は全体的な体調の不良になっていた。 この日は概ね宿で寝転がっていた。体調が良ければガルムチャシュマ温泉に行くなり、ジャマーアト・ハーナを見学させてもらうなりしたかったが、断念した。 当時撮った写真によると、朝食兼昼食に外に出て食堂に行き、マントゥを食べたようである。あまり食べることはできなかったと思う。 明日

タジキスタン・パミール再訪記19 〜ワハーン谷→ムルガブ〜

2023年5月1日月曜日。この日はワハーン谷のランガルからゴルノ・バダフシャン自治州東部の要衝ムルガブへと向かう予定である。途中の峠では、富士山より500m以上高い標高約4,300mの地点を通る予定である。 アフガニスタン国境の道朝は早めにランガルを出発した。ランガルにはペトログリフがあるとのことだったが、いつムルガブに着けるか不明なため今回はパスとした。 さらばランガル ランガルを出発すると谷底から標高をどんどん上げていき、ランガルの村を眼下に望むようになった。アフガ

タジキスタン・パミール再訪記17 〜ワハーン谷2日目・前編〜

2023年4月30日日曜日。この日の午前中はシトハルヴ村を散策した。 シトハルヴにて朝はトイレ(屋外)に行くために何度か起きた。布団の中では昨夜に続き、ムルガブへのルートのGoogle Map検索をしたりした。 チュワン(ザルドールー) 午前中はVさんが家の庭と家の近くを案内してくれた。 家の庭には木に花が咲いていた。花は桜に似ている気がするが花のつきかたは桜っぽくない。Vさんにこれは「ギーロース」(タジク語/ペルシア語で「桜」)かと聞くと、ギーロースではなく「ザルド

タジキスタン・パミール再訪記16 〜イシュカシム→ワハーン谷〜

ワハーン谷(ワハーン回廊)の入り口にあたるイシュカシム(イシュコシム)の町では、友人の友人Vさんに無事会うことができた。この日は、ワハーン谷のVさん宅まで行くことになる。 イシュカシム→ワハーン谷車の乗客はイシュカシムでだいぶ降りたので(車内は、運転手のWさん、助手席の病気のおじいさん、Vさん、私と、他に1〜2人いたか?)、窓の外を無理な姿勢をせずに見ることができるようになった。 イシュカシムとワハーン イシュカシムを出発してからは、多分ここがリン村、というところを通過

タジキスタン・パミール再訪記15 〜ホログ→イシュカシム〜

2023年4月29日土曜日。この日はあらためてイシュカシム(イシュコシム)・ワハーン方面へと向かう。パミールでは初のホログ以外への旅である。 ホログ出発朝、友人の友人のVさんとメッセージをやりとりした。Vさんはワハーン在住のワヒー語母語話者で、ワハーンで会う予定にしている。Vさんは英語とシュグニー語にも堪能であり、メッセージのやりとりには主に英語とシュグニー語を使っていた。 Vさんによると、Vさんの弟さんがホログに来ており、ホログからワハーンまでの車を出してくれるとのこと

タジキスタン・パミール再訪記9 〜ドゥシャンベ→アフガニスタン国境〜

2023年4月24日。ついにドゥシャンベからパミールへと向かう日である。今回が2回目となるパミール・ハイウェイ。険しい道ではあるが、同時に懐かしくもある。今回はどのような旅になるのだろうか。 パミール行き乗合タクシー乗り場にて朝は6時頃に起きて、廊下でスマホの充電をしつつ出発の準備を行い、6時45分頃に宿を出て乗合タクシー乗り場へと向かった。宿では朝食も提供されているが、時間は7時からなので食べずに出た。 宿を出てすぐのところで、タクシー手配の人(?)に声をかけられた。近