医療はアメリカではamazonもmicrosoftも数千億円〜数兆円を投資する大きなビジネス

ちょうど今日ですがamazonが4000億弱でサブスクで医療サービスが受けられるスタートアップ、ワンメディカルを買収したというニュースが流れてきました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cd1938707a61e9bb1fceda379b9df323401796b9

医療というとなんとなくマネタイズというより社会貢献軸というイメージを持たれがちですが、

実はアメリカではGoogle、Amazon、Apple、microsoftは医療領域に数千億を投資していたりしますし、アメリカ最大のオンライン診療スタートアップTeladoc Healthの2020年の売上は1100億円(!)だったりします。

Appleはご存じの通りapple watchでヘルススコアが取れるようにしていますし、Amazonはamazon careというオンライン診療サービスを展開しているし(海外だとamazon musicのようなデザインのアプリで出ている。イメージすると身近に感じますよね) 、Microsoftは2020年にazureやteams×電子カルテで連携することを目論み、医療音声AI企業を2兆円で買収していたりします。

https://toyokeizai.net/articles/-/433225

また、DX=クラウド化というイメージあると思いますが、日本の電子カルテ普及率が50%なのに対してアメリカは普及率80%(=データやサービス連携しやすい基盤ができている)だそうです

国内だと医療というとビジネスパーソンから敬遠されるケースも多いですが、海外だとむしろ純粋にビジネスとして大きいか、という目線でフラットにみられているように思います。

電子カルテやオンライン診療などはクラウドとの相性がよいので、↑の流れを見ているとこのままでいくと世界で見ても医療をプラットフォーマーが持っていってしまうんじゃないかという感じもするのですが

 (プラットフォーマーってそのあたりうまいですよね。タニタやオムロンの血圧計がまじめな感じがするのに対して、apple watchでヘルススコアが取れる=とたんにcoolなイメージになりますし、amazon careが日本に来たらなんとなくだが日本でも勝ちそうな予感が、、)

たとえば内視鏡や超音波診断、MRI、CTなど医療機器は世界で見ても日本がシェアで強い領域だったりするので今後展開されていくであろうAI×医療機器領域では世界で勝っていってほしいですよね

https://nora-pharmms.com/research-equipment

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