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日本の大人が「小学生」を観察すべき理由

人間、大人になればなるほど、それまで培ってきた常識に囚われて「真実」が見えなくなってくる。

常に社会の状況は変化していて、昔の常識が今の非常識になり、そして新たな常識が誕生していく。

高齢の政治家を見ていると「何言っちゃてるの?」みたいなことを平気で言っている。もう引退したけど森喜朗さんとか、自民党の大臣とか、昭和の価値観で頭の中の時計の針が止まっているのんだよね。

歳をとれば取るほど、これは僕も、あなたも、誰でも、そうなっていく。

じゃあ、新時代の常識をどこで我々、大人は感知すれば良いのか? 

ズバリ、それは道ゆく小学生とか未就学児を観察する。彼ら彼女らはこの世に誕生したばかりだから「世界に対する偏見」が無い。曇りなき目で真実だけを見る。まあ、そうだよね。経験がないから、そのまま事実を事実として処理するわけだ。

だからこそ、小学生が良いと思っているものは、新時代の「常識」なんだよね。

少子化の何がまずいって、新しい価値観が国に生まれないんだよね。新しい常識、新しい知識、それを手に入れられるのは新時代の子供たちだけだからね。

だけど少子化で、そういう「時代の探知機」を日本は喪失したわけだし、だったら子供を観察して子供の能力を大人が観察によって手に入れるしかない気がするんだよね。

これは少子化の日本に住む日本人の全員の課題であり宿題だと思う。


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