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ワークマン式「しない経営」

どんな本?

著者はワークマンの専務取締役。総合商社である三井物産に入社し、30年以上、商社を経験してから還暦間近にワークマンに入社。入社時、叔父で、創業者でもある会長(2019年に退任)から「この会社では何もしなくていい」と言われた著者がワークマンにおいていかにそれを実践してきたか、具体的な事例を交えて紹介されている。

備忘録

ワークマンは「しない会社」である。何をしないかというと

①社員のストレスになることをしない
②ワークマンらしくないことをしない
③価値を生まない無駄なことをしない

という3点。戦略というのは「戦いを略す」という話がよく言われる。いわゆる「何をするかよりも何をしないかが重要である」と。分かっていてもなかなか実践するのは難しいから、こうやって重要性が強調されるわけですけどね。

経営でも事業でも、あれもこれもと手当たり次第なんでも手を出していってしまいがちなので、今一度、自分たちの強みにフォーカスすることはとてもとても大切。特に上の②と③。正直、①については経営者が語る分には何の問題もないけど、社員の立場で勘違いして、これを会社に求め出すと筋の悪い、痛い動きになるなとは思う。

以下、気になる部分のみ紹介。

戦う市場は大きすぎても小さすぎてもダメ

戦略ステップ

強みを見つけ、強化するためのツール

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