見出し画像

板金加工業者から迅速に見積もりをもらうために配慮すべきこと

こんにちは。株式会社Catallaxyの久保田です。

弊社は金属加工受発注プラットフォームMitsuri(ミツリ)を運営しておりまして、日々数十のマッチングをコーディネートしています。
ご商談を観察させていただく中で、サプライヤーから迅速に見積もりをもらえる発注者さまと、そうでない発注者さまとで、見積もり依頼の出し方に明確に違いがあることに気づきました。

「見積もりが出て来るまでに時間がかかる…」
「見積もり自体を断られることが多い…」
というようなお悩みをお持ちの方は参考になるかと思いますので、シェアさせていただきます。

板金加工業者から迅速に見積もりをもらえる発注者さまと、そうでない発注者さまの違い

結論からいいますと、迅速に見積もり回答をもらっている発注者さまは、サプライヤーが見積もりを出す際に必要な要件をすべて明示した上で、見積もりの依頼を出しています。

・寸法に漏れがない図面がある
・材質の指定がある
・板厚の指定がある
・数量の指定がある
・後処理の指定がある
・納期の指定がある
・納品地の指定がある
・なにかあれば特記事項の記載がある
上記のような見積もりを出すのに必要な要件をすべて明記しているんですよね。

逆にそうでない発注者さまはどこかに必ず抜けがあります。上記の要件はすべて見積もりを出す際に必要な情報ですから、抜けがあれば確認しなければなりません。
製造業のサプライヤーは生産性にかなりセンシティブなので、詳細の確認に時間をかけることができません。なので、情報が完全でない依頼の見積もりは回答がなかなか出てこないのです。

もちろん試作品で、材質や加工方法について相談したいということであれば話は別ですが、見積もりの回答をもらうことが目的であれば、上記の要件を必ず明示した上で依頼を出すと迅速に対応してくれますよ。

金属加工の知見がない方へ

とはいえ金属加工の知見がない方からすれば、
「図面どうやって書けばいいんだろう…」
「機能、用途からどうやって材質や板厚を選べばいいんだろう…」
「後処理はどうやって選べばいいんだろう…」
等要件を明示するのはハードルが高いかもしれません。

画像1



そんな方のために、Mitsuriでは技術担当が製品の要件や機能をヒアリングさせていただいたき、要件定義のサポートさせていただいております。
その上で、適切なサプライヤーとのマッチングもコーディネートさせていただいております。
見積もりの回答を急ぎたい方はぜひご相談いただければと思います。

URL:https://mitsu-ri.net/order
TEL:03-4405-6976


またMitsuriのTwitterでは、金属加工部品のコストを抑えるためのポイントについて発信していますので、こちらも合わせて参考にしていただければと思います。
Twitter:https://twitter.com/mitsuri_net


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?