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金属加工の調達(購買)担当者が効率よくサプライヤー開拓するために必要なこと

こんにちは。株式会社Catallaxyの久保田です。

弊社は金属加工受発注プラットフォームMitsuri(ミツリ)を運営しておりまして、日々数十のマッチングをコーディネートしています。
多くのご商談の仲立ちをする中で、「調達(購買)担当者が新たにサプライヤーを開拓するどうすればよいか」について気づきがありましたので、共有させていただければと思います。


なぜサプライヤーは仕事を受けてくれないのか

サプライヤーの開拓をするためには案件を受けてもらう必要があるかと思いますが、新規案件はなかなか受けてもらえないケースが多いかと思います。
なぜサプライヤーは新規の案件を受けてくれないのでしょうか?


・価格が合わない
・設備的に対応不可
・図面に不備がある
・納期に間に合わない
様々な理由があると思いますが、要するにサプライヤーのニーズにマッチした案件を依頼することができていないのです。


ミスマッチをおこしている案件は打ち合わせや詳細の確認等、コストが発生します。サプライヤーからすれば、仕事になるかもわからない案件に大きくコスト割くことはできません。ですから、そういった案件を扱うよりも取引がある企業からの案件や、ニーズを汲み取ってくれた依頼主の案件を優先的に着手します。

当然各工場ごと受けられる案件には限界がありますから、あなたの案件を受けるキャパはなくなり、結果としてミスマッチを起こしている案件は受けてもらえません。ひいてはサプライヤーの新規開拓が思うように進まないのです。


サプライヤー開拓を効率化するためにすべきこと

結論からいうと、図面の読み方や加工機の特徴についての知識を学ぶことでサプライヤー開拓はかなり効率化します。

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仮に、図面の読み方や、加工機の特徴についての知見があれば、
・どういう工場を選べばコストや納期を極力抑えれるかわかる
・メーカーや技術から図面が降りてきた段階で図面の不備に気づける
・HPに乗っている機械情報から該当案件に対応可能かわかるようになる
上記のようなミスマッチは解消できますね。ニーズにマッチした案件であれば、サプライヤーは喜んで対応してくれるはずです。

また、ニーズにマッチした案件を持ってきてくれる調達担当者と評価されることで、サプライヤーと長期的な関係を築くことができます。次回以降の調達のハードルがぐっと下がりますよ。

なので、新規のサプライヤー開拓に悩んでいる方は、金属加工の図面の読み方、各加工機の特徴を学んでいかがでしょうか?
基本的なことを学ぶだけでもかなり効率的開拓が進むと思いますよ。


とはいえ、日々業務に追われる中そこの知識を仕入れるのは少し難しい部分もあるかとは思います。
そんな方のために、MitsuriのTwitterでは最低限押さえてほしい知識について発信していますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
Twitter:https://twitter.com/mitsuri_net


また、知識をつけている時間がないほど急ぎでサプライヤーをお探しということであれば、Mitsuriにお任せください。
ヒアリングをさせて頂いた上で、適切な工場とマッチングさせていただきます。ぜひご相談ください。
URL:https://mitsu-ri.net/order
TEL:03-4405-6976


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