Slalomで働く私がスターバックスの本からインスピレーションを受けた理由
私が育った福島市に2007年に初めてスターバックスができました。
そのスターバックスは県立医科大学付属病院内に開設されました。
我が町にスタバができたということでメディアでも大々的に取り上げられ、
それはそれは大きな出来事でした。
スターバックスが病院にできたことで病院の雰囲気が明るくなったり、職員の方の息抜きの空間になったりしたと聞きました。
カフェチェーンが家の周りに今よりずっと少なかった時代、カフェにあまりいったことがなく、そのころ私のカフェのイメージは昔ながらの喫茶店でした。
少しうす暗がりの中で商談をしたり本を読んだりナポリタンを食べたり。
だからこそ、そのときのスターバックスという新しいカフェの姿は自分のイメージを覆し、すごく印象的でした。
先日スターバックスに関する本を読んでインスピレーションを受けたのでその内容をシェアしたいと思います。
スターバックスの人や体験を重視する文化
このメッセージを私はこう捉えました。
「スターバックスが提供しているのはコーヒーではなく、コーヒーを提供している人(およびその人が創るスターバックス体験)だ」
人に焦点を当てている考え方なのだと思います。
たしかにスターバックスに入るとスタッフ(パートナー)の方が気持ちよく笑顔で挨拶してくれます。
先日ですが、10か月の子どもとスターバックスるを訪れた際に
皆さんが赤ちゃんにも声をかけてくれました。
すごく嬉しい気持ちになりました。
"スターバックス体験"と言われる心のつながりや居心地の良い空間などの提供は、そうした考えに基づいているからこそなのではと思います。
Slalomで働く私がインスピレーションを受けた理由
本の内容にインスピレーションを受けたのは、今自分が働いているSlalomも同じような考え方をしていると個人的に感じているからです。
Slalomのホームページの一番のメインのメッセージには下記のように書かれています。
これがどんなことなのか、
1分半ほどのSlalomの紹介動画を基に説明してみたいと思います。
動画の中の重要だと思うメッセージは3つです。
それぞれ自分の感じていることや実体験も合わせて書きます。
1."Work together to change the world"
Slalomでは関わる人と一緒に考えるというアプローチを重視していると感じます。
Slalomが行うのはビジネストランスフォーメーション
それはすなわち大きなチェンジを創ることを意味します。
チェンジを起こすには関わるステークホルダーがその重要性や内容についてしっかりと理解していることが大事となります。
やはりそのためには、一方的なコミュニケーションではなく、
最初から関わる人を巻き込んで一緒に進めるアプローチが必要です。
そのため、ワークショップなどの場を作って
皆で経験して考えていくというアプローチになるのではと思います。
また、Work togetherという点では、
フラットな横のつながりで各拠点が協力しあえる関係性も築かれています。
他のマーケットに協力を仰いだり逆に協力を依頼されたりするのが
抵抗がほとんどなく、そう動くのが自然な空気が醸成されていると感じます。
そしてそれは組織のいたるところで同様です。Slalomはアメリカ国内だけでも35か所のオフィスがあります。その35か所においても横で連携し合いながらよりよい価値を届けられるように各自が動いています。
2.Each person has the opportunity to love your work and life
私は入社して1年ほどが経った頃に、育休を1か月取得した経験があります。
当時はプロジェクトにも入っていましたので、
育休を取ることは色々な調整が入るものでした。
しかし、この明確な方向性があるからこそ
育休取得のときにも躊躇なく周りに相談できた。
3.動画全体:人にフォーカスを当てている
アングルが人に焦点を当てているのが印象的です。
これは我々が日常でどういうところにフォーカスを当てて動くか?を表していると思います。
コンサルティングファームの紹介動画というと、デジタル技術などにフォーカスを当てそうですが、動画ではそれに至るまでの協力して働く様子やテクノロジーに触れた時の人の感動や驚きなどにフォーカスが当たっています。
終わりに
スターバックスの本を読んで自分がインスピレーションを受けたので
それを分析してみました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
※内容は個人による見解であり、会社の見解ではありません。