交通危険箇所に信号機設置を <名護市議会2023年9月定例会>
名護市内には交通事故が多発する危険な箇所がいくつか存在します。市議会では以前より、道路の安全確保を求める議題が何度も取り上げられてきました。
意見書案で指摘された市内の交通危険箇所
意見書案に政治的思惑?
今回議会に提出された、県知事・公安委員長・県警本部長・名護警察署長に信号機設置等を求める意見書は当初、提出者が与党議員のみとなっていました。これまで繰り返し通行危険個所や安全確保について議会で指摘してきた野党議員に対する意見の調整は、一切ありませんでした。
野党議員の指摘で連名提出へ
野党議員団はこの事態を重く受け止め、すぐさま質疑の中で指摘。結果、野党議員も含めた市議会全議員連名での意見書提出を実現することができました。
政治的立場を超えた動きを
議員たるもの、今回の市民の命に関わる意見書も含め、市民の声を議会に届けることを第一に考え行動しなければなりません。
このような市民生活に深く関わる問題には、政治的立場の違いを超えて議会一丸となって取り組まなければなりません。特に人の命に直接的に関わる内容であればなおさらですので、政治的な駆け引きなどとは無縁でありたいものです。
(あけみお新報編集委員)
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