【映画】スワロウテイル
きっかけ
アマプラの見たいリストに入れていたのでようやく見た。Youtubeでaikoがカバーしてる曲を聞いて、この映画を知った。
内容
日本の円が強かった頃に、多くの外国人がお金儲けのために日本へやってきた。外国人は日本をイェンタウンと呼んだが、日本人は外国人をイェンタウンと侮辱を込めて呼んでいた。イェンタウンにとって日本で生きることは厳しく、貧しい暮らしから這い上がれる者はほとんどいなかった。
中国系の娼婦の母を持つ娘は、母を亡くした後、風俗に売られてしまいそうになるが、世話を任された娼婦グリコの気まぐれで、助けてもらう。名前がないという娘に、グリコはアゲハと名付ける。グリコの胸には蝶のタトゥーが入っていて、それにちなんで名付けられた。
アゲハはグリコの仲間たちとゴミ漁りをしたりパンク修理をしたりして、貧しい生活をなんだかんだ楽しく過ごしていた。ある日、アゲハがグリコの客に犯されそうになったとき、あやまってその男を殺してしまう。死体を隠そうとしていると、その男の体内からカセットテープが見つかった。テープにはMy Wayが入っていた。その音声には、1万円札の偽造ができるデータが隠されていたのだった。
千円札を加工して両替機を使い、お金を量産し、YEN TOWN BANDというライブハウスを作った。グリコの歌の才能を活かしたいと考えたフェイホンの発案だった。グリコは事務所のスカウトを受け、メジャーデビューし一躍スターとなる。しかし、グリコは今までのように楽しく暮らしたいだけだった。
カセットテープの持ち主は中華系マフィアだったことから、それをめぐるトラブルに巻き込まれていく。
まとめ
ありそうでない世界観が魅力的なアンニュイ映画
感想
20数年間も前なのに、全く古さを感じなくてむしろカッコ良かった。多言語が入り混じる退廃的な雰囲気が印象的。
Charaのことはよく知らなかったけど、これを見てからどハマりしてアルバムを何度もリピートした。あの表現は彼女にしか出せないし、歌手として唯一無二の存在感があるなと思った。
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