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定例会議

毎週火曜日は建築の定例会議。会議では思っていた以上に決めることや工夫することが沢山あり、毎回気づけば外は暗くなっています。現場事務所がある区画整理地(スマイルタウン赤羽根)は、街の灯りがまだ少なく、いつも定例会議の心地よい疲れを感じながら真っ暗な中を帰るのですが、いまだに綺麗な星空と出会えたことがありません。残念ながら今日も雨天でした。

建築はウッドショックの遅れを挽回すべく、現場の皆様は毎日休みなく働いてくださり、もちろん雨天の今日も作業をしていらっしゃいました。本当にありがたいことです。

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上の画像は北棟から南を眺めたところです。園舎は4つの棟に分かれていますが、全ての棟の柱が立ち、全体の形がわかるようになってきました。左側の園舎が右側の園舎よりも高くなっているのは、土地の形状によるものです。園地は北東が高く、北西が低くなっています。普通は土地を平らにした上でその土地の利用方法を考えるのでしょうが、私たちは、この土地の高低差を活用してより変化に富んだ空間を創造しようと工夫してきました。普通と違うことをしているせいか、定例会議では多くの相談が必要で余計に時間がかかっているのかも知れませんが、その分楽しみも倍増しています。


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木造ですので、当然柱は木です。国産材を使用しています。この状態だと木でできているのがよくわかるのですが、壁や天井で覆われてくるとこれらの柱や梁は見える部分が限られてきてしまいます。なんだか少し勿体無いような気もしてしまいますが、センスの良い設計士さん達なので、ところどころに効果的に木が見える素敵な仕上がりになる事と思います。

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上の画像は幼児の保育室です。これまで平面図と展開図のほかに、3DCG動画の力も借りて室内をイメージしていましたが、実際に形になりつつある中に身を置くと、自分の想像力の貧弱さを痛感しました。思っていた以上に心地よく、気持ちの良い空間になりそうです。

気がつけば開園まで4ヶ月を切りました。まだまだ詰めていくことがいっぱいですが、子ども達がここで楽しい毎日を過ごすことができるよう、頑張っていきたいと思います。

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