ぬいぐるみのお医者さん

小汚ねえカビくさいイヌ。
20年ほど旦那の実家で潰れていた患者です。
優しく押し洗いし、ぬるま湯に洗剤を溶かして20分浸けます。

浸けた後に軽くシャワーで表面を洗い、優しくして押し揉み、中の水を出します。

ネットに入れタオルに包み、3〜5分ほどえげつなく脱水します。中の綿を軽く整え、施術は完了です。

施術後の患者は玄関の真横の冷える廊下で寝かせます。これは、バスタオルの両端をピッチングハンガーで吊るした簡易ハンモックです。
しばらく安静にすると元気になるのでよく寝かせて置きましょう。たまにタオルを交換したり、患者を転がしたりすると良いです。おやすみなさい。

<今までうちに入院された患者さんの声>

うしさん(実家歴:10年弱)
実家でペタンコになって黒ずんでいましたが、ある日お医者さんにわしゃわしゃ表面を石鹸で洗われ、脱水されました。その時期は夏だったので外にハンガーでえげつない干し方をされたのを覚えています。その後は白くむくむくになり、お布団で一緒に寝かされています。これは、夏に行った長野での様子です。最近はネットに入れて全自動洗濯機で雑に回されていますが元気です。

ぬいぐるみのお医者さんでは長期高齢化したぬいぐるみさんの黒ずみや失われたもふもふを取り戻すために、日々努力をしています。もふもふはいのちです。おわり。

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