【S32ダブル最終3位】オザシカグヤ【3ROM最終一桁】

こんにちは、アカザです。
今回は7月に使用した構築を紹介したいと思います。
王道のカイオーガザシアンでありながら少し変わった要素も取り込んである構築になっていますので、読んで頂けると嬉しいです。

【構築経緯】
「BO3で強いカイオーガザシアン構築を作りたい」
PJCSで世界大会権利獲得を逃し、正直そこまで本気で取り組む意味も薄かったのですが、最後に大きめのBO3の大会で勝ちたいと思って、てるオフを最後の目標に決めました。
自分の中でのBO3の最強はカイオーガザシアン、パルキア白バドレックスのどちらかだと思っていたので自分が扱えるカイオーガザシアンに絞って構築を組んでみることに。

PJCSでもカイオーガザシアンを使っていたので欲しい要素はある程度決まっていました。
・対トリトドン用の草打点
・威嚇要因
・S操作要因
・トリル対策

これらを満たすのはガオガエン、ゴリランダー、モロバレルなどが挙げられますが、周りと同じ事をやって特別勝てるかという事に疑問を感じるようになりました。
そこで魅力を感じたのがいのちのたまダイソウゲンランドロスでした。

ダイウォールが出来なくて正直困ることもありましたが、それ以上にカイオーガを通す上で障害となるトリトドンを処理しやすくなるのが大きかったです。

追い風よりも壁の方が使いたかったので、オーロンゲは確定。
カイオーガの持ち物は壁と相性のいいとつげきチョッキにしました。
カイオーガ、ザシアン、ランドロスとの相性が良く、汎用性が高く、選出パターンも広げられるきあいのタスキを持ったレジエレキもすんなり入ってきました。

あと残り１枠ですが、この時点でキツいのが対トリックルーム構築で最初はモロバレルを試していましたが、相手のヌケニン無理過ぎ問題に。
そこでがはくさんにNAICでやどみがテッカグヤを使ってて強い人がいたという話を聞いたので取り入れてみたら思った以上に強くて採用に。
まだ対トリルが若干怪しかったですが、立ち回りでなんとかなる範囲だったのでこれで構築完成。
VRやNAICで強い海外勢やSNOWさんの構築も結構参考にさせて頂いたので感謝。

オザシカグヤ (pokepast.es)

元々はBO3で勝つことを目的でやっていましたが、ランクマッチで練習していたらBO1でも再戦でも強く、構築が良かったのか気が付いたら２ROMで最終一桁を取っていました。
一緒に考察していたがはくさんも最終一桁で３ROM一桁という結果に。

目標にしていたてるオフでも運が良かったのもありましたが、5-1の2位で予選を抜けることが出来ました。
（グラザシ×１、パル白馬×３、ザシ黒馬×１、グラ白馬×１）
決勝トーナメントでは１回戦でふゆばれ君に負けてしまった…。
（オーガザシアン）

【構築紹介】

カイオーガ

ひかえめ　244-0-124-108-4-28　とつげきチョッキ
しおふき　こんげんのはどう　れいとうビーム　かみなり

B→A152レジエレキのいのちのたまダイサンダー確定耐え
（意地っ張りのA167だと50％耐え）
C→ダイストリームでH199D136ザシアンを75%で落とせる
S→112、113だと同速が多かったのでミラー意識の114

この構築の軸。
硬すぎてダイマックス中ほとんど3ターンフルで生き残っていました。
トリトドンがいない構築にはほとんどカイオーガにダイマックスを切っていました。
がはくさんはこんげんのはどう→ねっとうで使っていましたが結局最後まで賛成は出来ませんでした…。

ザシアン

いじっぱり 220-76-4-0-4-204　ふとうのけん
きょじゅうざん　じゃれつく　でんこうせっか　まもる

A→最低限の11nの220
S→エレキネット1回でようりょくそ最速フシギバナ抜き

今までAの高いザシアンばかり使っていましたが、今回は壁もあったのでいつもより堅めのザシアンを使いました。
最速襷がフシギバナが重いのでこのSラインにしてますが、グラバナに対してレジエレキザシアンで投げることがそもそもあまり強くないのでSラインについては要検討。
それよりもミラー意識で少しでも早くしたかった方が大きいです。
でんこうせっかが強かった。

レジエレキ

おくびょう　0-0-0-252-4-252　きあいのタスキ
１０まんボルト　エレキネット　いやなおと　まもる

個人的に最強クラスの一般枠の一角です。
いやなおとはザシアンやランドロスと並べた時に強かったです。
（当てれば）
初手で投げても、後発で投げても強いので選出の幅を増やす事が出来ました。

ランドロス

ようき　36-252-12-0-4-204　いのちのたま
じしん　そらをとぶ　いわなだれ　くさむすび

H→10n－1
S→準速ソルガレオ、ルナアーラ抜き

第二のダイマエース。
この構築に大体選出されるトリトドンに刺さるダイソウゲンが強かったです。
グラードンにも強く、とにかく周りのポケモンとの噛み合いが良かったです。

テッカグヤ

ずぶとい　252-0-52-4-188-12　たべのこし
かえんほうしゃ　やどりぎのタネ　みがわり　まもる

D→ビーストブートでDが上がるように
S→準速ヌケニン抜き

最初は半信半疑で使っていましたが、使えば使うほど選出率は上がっていきました。
てるオフは全試合で選出していました。
～倒せばテッカグヤで勝てるという感じでプランが立てやすかったです。
タイプが優秀で数値も高いので極端に苦手なポケモンを相手にする時以外が本当に強かった。

オーロンゲ

しんちょう　244-4-36-0-196-28　リリバのみ
ソウルクラッシュ　こわいかお　リフレクター　ひかりのかべ

B→ソルガレオのダイスチル確定耐え、リフレクターでA244＋1ザシアンのきょじゅうざん確定耐え
D→11n　硬めに
S→ミラー意識の84　味方のテッカグヤ＋1

壁ターンを増やすことよりも両壁貼りたい事の方が多かったので持ち物は行動回数を増やせるリリバのみを選択。

【多かった選出】
カイオーガ　オーロンゲ　裏ザシアン＠１（１番多い）
ザシアン　レジエレキ　裏カイオーガ＠１（２番目に多い）
ランドロス　レジエレキ　裏カイオーガ　ザシアン（３番目に多い）
カイオーガ　レジエレキ　裏ザシアン＠１　（たまにやるくらい）
カイオーガ　ランドロス　裏ザシアン　テッカグヤ（グラバナ）

大体この中のどれかで選出していました。

【最後に】
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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