ドライボックスか防湿庫か?カメラ機材を守る収納選びの基準
カメラやレンズを湿気から守るためには、ドライボックスや防湿庫が必須です。しかし、どちらを選ぶべきか迷う方も多いのではないでしょうか。私自身も最初はドライボックスを使っていましたが、最終的には防湿庫に移行しました。この記事では、それぞれのメリット・デメリットや、選択の基準について解説します。
私が防湿庫に移行した理由
初めはドライボックスを愛用していましたが、カメラやレンズの数が増えるたびに、以下のような悩みが生じました:
ドライボックスが増える
ドライボックスが3つに増えた時点で「そろそろ防湿庫にしたほうがいいのでは?」と思うように。複数のドライボックスを管理するのは手間がかかります。開け閉めが面倒
ドライボックスは密閉性を保つため、開け閉めに時間がかかり、つい億劫になります。その結果、カメラを持ち出すハードルが上がり、撮影の機会を逃すこともありました。防湿庫の便利さ
防湿庫なら扉を開けてカメラを取り出すだけ。アクセスが格段にスムーズになり、撮影の準備が簡単になります。
ドライボックスのメリット・デメリット
メリット
コストが安い:最初に少ない機材から始める場合に最適。
手軽に導入可能:どこでも購入でき、湿度調整剤を入れるだけで使える。
デメリット
開け閉めが面倒:機材を頻繁に出し入れする人には不向き。
スペースの制限:機材が増えると、複数のボックスを使う必要がある。
防湿庫のメリット・デメリット
メリット
大容量:カメラ、レンズ、フィルター、バッテリー、ストロボなどをまとめて収納可能。
湿度管理が簡単:湿度計や自動調整機能付きで手間いらず。
取り出しやすい:扉を開けるだけで簡単に機材を取り出せる。
デメリット
コストが高い:導入費用がドライボックスより高め。
設置場所の確保:ある程度のスペースが必要。
選択の基準
機材の量
カメラ1台、レンズ2~3本程度ならドライボックスでも十分対応可能。
レンズが増えたり、フィルター(CPL、ブラックミスト、ホワイトミストなど)、ストロボやバッテリーが増えた場合は防湿庫がおすすめ。
使い勝手の良さ
機材を頻繁に出し入れする場合は、防湿庫が便利。
長期保管がメインなら、ドライボックスでも問題ありません。
スペースと予算
限られたスペースならコンパクトな防湿庫を選ぶ。
初期投資を抑えたいなら、まずはドライボックスからスタート。
まとめ
私自身の経験から言えることは、ドライボックスは機材が少ないうちは便利ですが、数が増えると使い勝手の悪さを感じるようになります。そのため、ドライボックスが複数になった時点で防湿庫への移行を検討するのがおすすめです。
カメラやレンズだけでなく、フィルター、バッテリー、ストロボといった周辺機器も増えるほど、防湿庫の便利さが際立ちます。撮影機材を長く大切に使うために、ぜひあなたの状況に合った収納方法を選んでみてください。
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