マスク配布に関する根拠

過去にぼくが勝手にマスクは効果があるのか調べてみた奴のコピペ

根拠

米国での学生寮にいる1437名の学生を対象に、マスク着用群、マスク着用+手指衛生群、コントロール群に分け、6週間にわたって行われた試験ではマスク着用+手指衛生群がコントロール群より有意にインフルエンザ様症状の発生率を低下させ、マスク着用と手指衛生の両方の実施が効果的であったと報告されている(※1)
また、香港で行われた同内容の試験においても同様の結果が得られている。(※2)
さらに肺炎においても
 以上のより手指衛生やマスク着用に関する報告を総合して検討すると、感染予防には手指衛生のみやマスク着用のみなど単独の方法ではなく、手指衛生にマスク着用などを追加することによる複合的な感染予防がより有効であると考えられる。

※1 Aiello AE, Murray GF, Perez V, et al.:
Mask use, hand hygiene, and seasonal influenza-like illness among young adults: a randomized intervention trial.
J Infect Dis. 2010;201:491-498.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20088690

※2 Cowling BJ, Chan KH, Fang VJ, et al.:
Facemasks and hand hygiene to prevent influenza transmission in households:a randomized trial.
Ann Intern Med. 2009;151:437-446.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19652172

参考
日常的なマスク着用による感染予防効果についてー吉田製薬
(https://www.yoshida-pharm.com/2018/letter128/)

Evidence of Facemask for Prevention of Influenza Infections
瀧澤毅―千葉科学大学薬学部薬科学科  ‎2010


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?