見出し画像

【2024新加入選手紹介①】ライリー・オブライエン!

皆様こんにちは、赤シャツです。

今回は2024年STL新加入選手紹介第1弾ということで、シアトル・マリナーズから金銭トレードにより加入したライリー・オブライエン投手について紹介していきます。

プロフィール

基本情報

オブライエンは1995年2月6日生まれの28歳。シアトル出身です。身長は193cm、体重81kgと投手としては細身の体型をしています。

フルネームはRiley Chun-Young O'Breinで、アジア系の血が入っていると思われます。(詳細は不明ですが、本人がInstagramに載せている写真を見る限り、お母様がアジア系の方であると推測されます。)

学生時代

オブライエンはワシントン州のショアウッド高校を卒業し、エバレットコミュニティカレッジに進学します。そしてその2年後にアイダホ大学へと転校します。今までシアトル近郊で育ってきたオブライエンが、このタイミングでワシントン州から巣立ったわけですね。

そんなオブライエンですが、大学4年次に主にリリーフとして67回を投げ、3勝4敗、防御率2.15という成績を残しました。ここで特筆すべきは、HR%が0.0、つまり67回を投げて 1本もHRを打たれなかったという点です。

この成績が評価され、2017年、ドラフト8巡目(全体229番目)でタンパベイ・レイズからの指名を受けました。

プロとしてのキャリア

プロ入り後はマイナーで着実にステップアップを重ねていたオブライエンでしたが、2020年8月28日、トレードでシンシナティ・レッズへ移籍することとなりました。

レッズ移籍後の2021年9月28日、26歳のオブライエンは待望のMLBデビューを果たします。

ギャランティード・レート・フィールドでのホワイトソックス戦に先発登板したオブライエンでしたが、初回はロバートに、2回はモンカダにソロHRを献上し、1.1回2失点というほろ苦いデビューとなりました。(なぜかキューバ代表にばかり打たれてますね)ちなみにこの試合で、イロイ・ヒメネスからメジャー初奪三振を記録しています。

デビューから2日後の9月30日には再びAAAへと戻ります。

そしてその後はMLBのマウンドに登ることなく、2022年の4月にシアトル・マリナーズへと移籍します。

移籍後はAAA級のタコマ・レイニアーズに配属され、主にリリーフとして32試合に登板しましたが、防御率7.12と振るいませんでした。

しかしながら直近の2023年は覚醒し、AAAで51試合に登板、55回を投げ防御率2.29、86三振、15セーブを記録しました。

選手としての特徴

オブライエンを一言で表すと、"三振の取れるゴロP"です。先述の通り大学4年次には被HR数0を記録していますし、直近2年のAAAでのK/9は10を超え、GB%は55を超えています。球種は80mph弱のカーブと90mph台前半のカッターのツーピッチなのですが、たった2球種でこれだけ三振を奪えているのは、単純にすごいなあと思いますね。

一方で課題は制球力です。直近2年のAAAでのBB/9は5を超えており、なかなかに酷い状況です。ここが改善されない限りはMLBレベルで安心してマウンドを託すのは難しそうですね。逆に言うとそこが上手くいけば大化けするポテンシャルも十分に持っていると思います。

終わりに

今回は2024年STL新加入選手紹介の第一弾として、マリナーズから加入したライリー・オブライエン投手を紹介しました。

28歳とまだ若いですし、彼のような掘り出し物の選手が化けてくれると、これほどチームにとってありがたいことはないですからね。来てくれたからには期待しましょう。

次はカブスから来たジャレッド・ヤング選手の紹介ができたらなあと思ってます。ペースはゆっくりですが着実にやっていきたいなと思っています(笑)。

以上です!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?