
公園に光をもたらすエキスパート集団!森づくりボランティア活動報告2020.10.7
広大な敷地を誇る明石公園。
明石城を望む西芝生広場や、武蔵の庭園を誇る南エリア。
明石公園といえば、正面から南側を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
本丸から奥へと歩みを進めると、公園の雰囲気はガラッと変わります。
充実した運動施設・子どもの村・千畳芝、そして自然豊かな北側エリア。
剛の池から北上すると、どんどん緑に覆われていきます。
にぎやかな南エリアとは、また一味違う雰囲気を体感できます。
思いっきり深呼吸したくなる、最高のお散歩コース。
そんな北側を歩いてゆくと、積み上がった伐採木に出会うことがあります。
こうやって木や草を間引くことで、うっそうとした森に光が差し込みます。
このような公園の魅力づくりに協力くださっているのが「森づくりボランティア」さん達です。
樹木医さんと共に、毎月活動して下さっています。
明石公園を支える、影のエキスパート集団!
みごとなチームワークでどんどん草を刈り取っていきます。
数分後にはこの通り!
こんなに大きなどんぐり(アベマキ)も!北側エリアは大きなどんぐりが獲得できる穴場スポット!⇒明石公園どんぐりマップはこちら
そして、芽吹くアベマキも!かわいい!
こちらの芽から苗木が育ち…この様な赤ちゃんの木に。
樹木医さんに教えてもらった、臭木(クサギ)の葉っぱ。
その名の通り、独特の臭い…触ると手にも匂いが移ります。
茹でたら食用にもなるんだとか…!
でも、このクサギ、とってもかわいい花を付けるんです。※2020.10/7の様子
クサギは、暗い森には生えず、日が差す(間伐がうまくいく)と現れます。成長が早いのも特徴です。
こちらはムラサキシキブ。
葉っぱがつるつるで上向きに実を付けます。
そしてヤブムラサキの蕾。
ビロード状の葉。
この時は蕾でしたが、徐々に葉の裏側に赤紫の実を付けます。
10月頭はまだまだ暑く、虫も元気。
腰に蚊取り線香。
蚊と格闘しながらもどんどん作業が進みます。
このような地道な作業の先に、清々しい公園の風景が広がります。
明石公園は「森づくり」「桜守(さくらもり)」「バラ園」など、沢山の方々のお力添えがあるからこそ、憩いの場として根付き、地域の庭として愛され続けています。
普段は気づかない発見の宝庫、明石公園の北側エリアにもぜひ探索にお寄り下さい。
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