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AGA治療のひとつ。育毛メソセラピーってどんな治療法?

薄毛の原因のひとつに、AGAというものがあります。AGAは主に遺伝で発症する脱毛症のことで、男性に多く発症します。AGAでお悩みの方の中には、何か良い治療法がないかお探しの方も多いのではないでしょうか。
AGAの治療法のひとつに、「育毛メソセラピー」というものがあります。育毛メソセラピーとはどのようなものなのでしょうか。
今回は、AGA治療のひとつである育毛メソセラピーについて紹介したいと思います。

メソセラピー②

育毛メソセラピーとは

育毛メソセラピーとは、薄毛が気になる部位に対し、直接発毛効果のある成分を注射する治療法のことです。「メソセラピー」という言葉は、もともと美容に関する用語で、脂肪などを取り除くために使われる技術のことを指していました。その技術を髪の毛に対し使うようになったことで生まれたのが、育毛メソセラピーです。
美容の場合、脂肪を除去するための成分を注射していましたが、それが髪の毛を育てる(もしくは生やす)ための成分に置き換えられたということです。
育毛目セラピーでは、頭皮にビタミンやアミノ酸などを直接注射します。直接注射するため栄養がしっかりと髪の毛まで届きやすくなり、育毛や発毛効果が増すとされています。

育毛メソセラピーと似ているHERG療法とは

育毛メソセラピーに似た治療法に、HERG療法というものがあります。HERG療法も頭皮に薬剤を直接注射する治療法です。
HERG療法と育毛メソセラピーの違いは、注射される成分にあります。育毛メソセラピーでは、主に髪の毛の成長などに必要な栄養を注射します。それに対してHERGで注射されるのは、成長因子です。成長因子は髪の毛の細胞に直接働きかける成分です。どちらも副作用などがほとんどなく、安心して治療を受けられる点が大きなメリットとなっています。

メソセラピー③

育毛メソセラピーの効果

一般的に、AGAの治療には投薬治療というものが用いられます。髪の毛の成長を促すための薬を飲む治療法です。しかし、投薬治療は、効果を実感できるまで1年近い期間がかかる、AGA以外の薄毛(円形脱毛症など)には効果がない、特定の持病があると服用できないことがある、など、いくつかのデメリットがあります。
しかし、育毛メソセラピーを併用すれば、以上のようなデメリットをカバーすることができます。特に大きいのが、効果を実感できるまでの期間が短いという点でしょう。
もちろん、投薬治療と並行する必要はありますが、投薬のみでは1年以上近くかかる効果の実感が、育毛メソセラピーを行うことで半年程度と短縮することができるのです。
それは、育毛メソセラピーに、頭皮に直接注射するという特徴があるというのが大きく影響しているでしょう。
育毛メソセラピーで注射するのは栄養素なので副作用なども起こりません。当然、持病を持っている方でも安心して利用することができます(注射を使いますので、注射後にその部位が赤くはれたりしますが、一時的なものです。基本的には副作用の心配ありません)。

育毛メソセラピーの期間と費用

育毛メソセラピーは、短い期間で効果を実感できるものではありますが、1回の治療で完了するというものではありません。治療自体は、通常半年~1年ほどかかります。複数回治療することで、効果をより高めることができるからです。
半年から1年の期間で、治療を6~16回行います。だいたい2~4週間に1回程度という計算になります。1回の治療にかかる時間は30分ほどで終わります。
費用は治療ごとにかかり、治療期間が長くなればなるほど高くなっていきます。クリニックにもよりますが、だいたい12~80万円が相場であるとされています。

メソセラピー④


AGA治療のひとつである育毛メソセラピー。投薬治療と並行して行うことで、より短い期間で育毛効果を実感することができるようになります。
AGAによる薄毛にお悩みの方は、育毛メソセラピーについて検討してみることをおすすめします。


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