アニメ『ACCA13区監察課』の紹介
『ACCA13区監察課』が、各配信サイトで10月から配信されるようです。
【配信情報】
— アニメ『ACCA13区監察課』公式 (@ACCA_anime) September 18, 2020
公演開催を記念しシリーズの見放題配信が決定🎊
◆TVアニメ「ACCA13区監察課」
◆OVA「ACCA13区監察課 Regards」
10月1日(木)正午12時より順次配信開始!
・アニメ放題
・dアニメストア
・バンダイチャンネル
・ひかりTV
・U-NEXT#ACCA_anime #ACCA_Regardshttps://t.co/MXF8nY2KK5 pic.twitter.com/F84J97HzDW
私がこのアニメを初めて見たのは、確か2年位前なんですが、初めてこのアニメを見たときは本当に衝撃を受けました。
最近また見返したいな、と思ってComplete BOXを買ってみたら「やっぱりこのアニメはすけーわ、やべーわ」と思ってたところに各配信サイトでの配信の情報ということで、これはACCAを知らない方にも布教できる絶好の機会では?ということで、私なりにこの作品の魅力を紹介したいと思います。
ネタバレはしないように努めますので、「お、なんかよさそうだな」と思ったら記事をブラウザバックして各配信サイトに見に行ってください。マジでおすすめの作品です。
ACCAとはどんな作品か
公式サイトの「Introduction」には以下の通りあらすじが書かれています。
13の自治区に分かれた王国にある、巨大統一組織"ACCA(アッカ)"。
かつてクーデターの危機により結成されたACCAは、国民の平和を守り続け100年が経とうとしていた。
ACCA本部の監察課副課長ジーン・オータスは、「もらいタバコのジーン」の異名をもつ、組織きっての食えない男。
飄々とタバコを燻らせながら、13区を廻り不正がないか観察を行っている。
そんなジーンを見つめる視線、不穏な噂とーおやつの時間。
ジーンの平和な日常は、ゆっくりと世界の陰謀に巻き込まれていく!
一応Wikipediaのジャンル的には「群像劇」に当たるということなのですが、似たような作品を私は知らないので、この作品を一言で紹介するのは極めて難しいな、と思います。
強いて言えば「スタイリッシュ政治劇」作品、とでもいいましょうか。うまく表現する方法があったら教えてください。
主人公のジーン・オータスは、上記でも書かれている通りACCAという自治組織の「監察課」という役職にいます。
舞台となるドーワー王国は、13の異なる自治区があるのですが、それらの自治を認めつつ秩序を守ろうとする中央組織、みたいなものがACCAで、各地区がちゃんと秩序を守って運営されているかを見て回るのが監察課、というわけです。
それで、ジーンが仕事で各自治区を見て回るところで起こるあれこれに巻き込まれたり、なんか裏で大人たちがせこせことやっている陰謀に巻き込まれたり巻き込まれなかったりしていく、というのが、この作品の概要です。
魅力① OPがとにかくスタイリッシュ
「ACCAってどんなアニメなんですか?」と聞かれたら、「とりあえずOPを見てください。こんな感じのスタイリッシュなアニメなので」と答えています。
もともと私はなんかしらのアニソンメドレーで、上記掲載した曲を聴いて、なんかすげーかっこいいなと思ってアニメを気になった流れなので、上のOPがとても好きです。本編いきなりはあれなので、ぜひともOPだけでも聞いてみてください。
魅力② 男がかっこいい。
誤解を恐れずに言えば、私は普段はかわいい女の子がいっぱい出ている作品を見ることが多いです。
そんな私ですが、ACCAではとにかく動いているキャラクターが全員かっこいいんです。
主人公のジーンは初見でこそ少し頼りない印象を受けますが、各支部の局員や悪友ニーノとのやり取りでは、彼がキレモノであることがなんとなく伝わってきます。悪友のニーノは、最初から最後まで形を変えながらもミステリアスなキャラを貫きとおし続けます。その他5長官の面々や、各局員や、王族の人間など、キャラクターそれぞれが自分の考えや思いを持ち、それらにもとづいて行動しています。
そうして、彼らがほかの人の思惑や考えが絡まりながら、物語がどんどんと進んでいき、キャラクターが生き生きと「動いて」いる様が、この作品の大きな魅力の一つです。
とにかく出てくるキャラクターが全員かっこいいんですよね。カッコよさのベクトルとしては、「ルパン3世」とか「カウボーイビバップ」みたいな、小粋なジョークが似合う感じです。まじでかっこいい。好き。
魅力③ 12話それぞれが面白いのに、12話の構成がすごい
ACCAのテレビシリーズは1クール12話分で構成されているのですが、この12話がどの話も、極めてテンポがここちよくて面白いんです。
前述したキャラクターの魅力はもとより、各地区を回るというスタンスを取っている都合上、それぞれの地区で抱えているトラブルがあったりなかったりとか、あるいは時が進むにつれて起こる各陣営の視点の映り変わりがあったりで。とにかく見ていて飽きません。それでいて、情報過多になりすぎず、「あ、この地区はこういう特徴があるのね」ということを、必要最低限には伝えてくれるような形の映像と物語が展開されます。
ただ作品として話が大きく動くのは7話からなので、6話までは「雰囲気と各キャラをつかみつつゆっくり楽しむ」くらいのスタンスで見るのが良いのかもしれません。
また、この作品の最終回は、なんというか最初から最後まですべてが「きれい」なので、とても感動しました。作品の魅力が全て詰まった結末を、ぜひとも皆様にも見届けてほしいです。
おわりに
この作品の大きな魅力は「脚本(ストーリー)」と「キャラクター」で、渋い大人たちがひたすらかっこよく政治をする話なのですが、ネタバレを避けつつそれらの魅力を伝えるのがとても難しいことがわかりました。もし未視聴の方に少しでも興味を持っていただけたら幸いです。ぜひ見てください。
私はまだOVAのほうは見れていないので、時間ができたらそちらもゆっくりと楽しみたいと思います。
また、ACCA視聴済みの方で、「ACCAが好きならこの作品も好きだと思うよ!」みたいな作品があったら、ぜひ教えてください。当方スタイリッシュな作品に飢えております。
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