【ふるよに】オンライン前期戦優勝しました!

「恐怖、もしかしたらそんなに強くないかもしれんよ」

 これは私がシーズン開始時の仮面全盛期に、恐怖を触っていた時に私が誰かに発した言葉です。
 恐怖は高速化する環境についていくのが難しく、仮面や勾玉(ナーフ前)に非常に不利な組合せでした。
 また、畏掠めは雅打ちと異なり、相手の攻撃に対応しても軽減できるかどうかが不確定であり、防御に使うにはかなり心もとない性能をしています。
 八重桜についても、絶えず攻撃してくる相手にはオーラを構えている余裕もなく、使いどころを選ぶカードです。
 もともとのトコヨ(扇)が持っていた切札と通常札がどちゃくそ強いので、「これわざわざ恐怖使う理由あんのかなぁ」と思っていました。

 そこから時が経ち大規模大会が近づいてきて、「今シーズンこそはシンラ様使いてーよなー」と思い、検討を進めるうちに、「これ仮面絶対返せないよな????相性終わってるよな????」となり、書を握る以上は仮面がマストBANだなぁとなりました。
 その前提で考えたときに、書XYをどうするかを考えたときに、
・ある程度書をBANされても銃に強く、
・仮面をBANする関係上鏡や刀を見れる必要があり、
・そもそも3-1単位でパワーの高い
 組合せを探す必要がありました。
 こちらも仮面を宿す、というのをまずは考えたのですが、お恥ずかしながら仮面は人生で片手で数えられる程度しか握っておらず、書仮も耐久に難があったり終幕に不安があったりしたのでお蔵入りになりました。
 そのため、XYに何添えるかが課題でした。

 ここで、北海道大規模で未練を残した組合せ古扇書が頭をよぎり、「環境的に古恐は仮面さえいなければめっちゃ強くね?」と思い、古恐書を持っていく候補筆頭に選択。
 そのまま刀鏡や騎鏡などを仮想敵に一人回しし、「どうやら鏡対面もそれなりにやれるかもしれん」となり、持っていく選択ができました。


使用メガミ:古恐書

1回戦 恐書(古)-絆兜(橇)
 お相手はシグマさん。

メガミ選択:
 古恐返ってきたら月影でごり押せばなんとかなりそうで、書が返ってきたら判証で勝ってそうだったので絆兜返し。
 恐ー兜対面は恐怖の主張がとがめられるのでしんどいみたいな話もあったのでどうなることやらとなりましたが返ってきたのは恐書でした。

眼前構築:
畏掠め/詩舞/風舞台/晴舞台/詭弁/引用/壮語
完全論破/森羅判証/皆式理解

 オーソドックスな判証軸。番傘完全論破すれば打点なくなりそうだったので、叛旗のことも考えて久遠より優先して選択。

桜花決闘:
 後攻でしたがとりあえず詭弁。相手が振った番傘を完全論破して、以降は相手に対応させる隙を与えず壮語をぐるぐるしたりしてひたすら耐久。
 相手の攻撃を基本的にオーラで受けつつ、膝だけ適度にライフに受けつつダストが散らかったタイミングで判証を展開。
 絆兜側の打点が細かったため、判証から無難に削り切って勝利。


2回戦 古恐(書)-恐傘(書)
 お相手はアクア244さん。

メガミ選択:
 とりあえず恐怖が書にガン不利なので書BAN。完全論破も詭弁も森羅判証が受かっていないため。
 古恐ー恐傘は気迫梳流しが当たるから勝ってるやろみたいなところがあった。

眼前構築:
 気迫/梳流し/畏掠め/要返し/詩舞/風舞台/晴舞台
 浮舟宿/徒寄ノ八重桜/久遠ノ花

 オーソドックスな八重桜構築。
 気迫梳流しを頑張っていっぱい当てましょう。

桜花決闘:
 お互い間合い7くらいで八重桜を開けあう展開。
 こちらが気迫梳流しを当てた返しにふりまわし食らって浮舟打ったりしながら毎ターンお互いにライフを削っていく展開。ふりまわしが当たるとこちらのクロックが一点遅くなるんですね、知らんかった。
 2回目の再構成でトップ気迫梳流しとかいうずるをし、久遠はかせて浮舟を再起させリソースに余裕が生まれる。
 最後相手ライフ2、こちらライフ1の場面で相手の畏掠めがボトムに沈んだので、ターンが返ってきたらこちらのリーサルがほぼ確定していたので投了で勝ち。
 この試合はまじで勉強不足だった部分を運で拾わせていただいた一戦でした。


3回戦 古恐(書)ー刀勾(新)
 お相手はKuroさん。

メガミ選択:
 個人的には北海道大規模のリベンジマッチ。
 何が返ってきてもおおよそ月影であれば受かっているので、こちらの主張が通しやすいように新型BAN。

眼前構築:
 乱打/柄打ち/一閃/梳流し/畏掠め/要返し/詩舞
 月影落/久遠ノ花/常世ノ月

 オーソドックスなビート軸。
 居合採用を悩みましたが打ってテンポ取るタイミングもなさそうだったので、まっとうに間合2で殴り合って決死でリーサルを踏めるようにすることを意識した構築で。

桜花決闘:
 予定通り、序盤は要を打ちながらだらだらと進むプレイング。
 お互いに斬や柄打ちなどでじりじりと殴りながら間合2で着地。予定通りダストが枯れたので、こちらは久遠と詩舞を抱えてリーサルを取られないようにしながらゲームを進めていく。
 相手ライフ4こちらライフ4から相手が攻めてきたところを久遠で返し、回ってきたターンで再構成から全力宿し月影ぶっぱで前進して乱打当てて勝ち。


決勝 恐書(古)-嵐橇(仮)
 お相手はえとせとさん。

メガミ選択:
 仮面徹BANなので仮面をBAN。
 残った嵐橇は月影は当たらないけど底力は当たるのでまあ何とかなるでしょうと思っていたら恐書が返ってきました。

眼前構築:
 畏掠め/風舞台/晴舞台/反論/詭弁/引用/壮語
 久遠ノ花/森羅判証/皆式理解

 判証軸。自由枠は打点が取れる畏掠め、霜の茨からバフの乗った攻撃を止められる反論、相手の通常札の打点を下げられる引用を採用しました。

桜花決闘:
 初手2前進に大嵐に対してこちら詭弁からスタート。
 そのままリシャトップ詭弁してかなりいい感じのライフになる。
 相手が前進してきて攻撃を振るために集中力を切ってきたので、そこで畏掠めをライフに通す。
 あとは判証を問題なく張ることために、相手にリソースをはかせて攻撃をライフ受けして判証を展開。そのまま殴り切られなかったので勝ち。


頂上戦 古恐(書)-忍嵐(絡)
 お相手はますたー。

メガミ選択:
 忍絡も絡嵐も返せないので消去法で忍嵐を返す。
 返ってくるのは十中八九古恐だと思うので、その場合は底の圧を出しながらなんとか殴り合いが可能。
 万一恐書が返ってきたらどっちが早いかの徒競走が始まるけど、まあその場合はなんとかなるでしょってことで。

眼前構築:
 乱打/柄打ち/一閃/癇癪玉/畏掠め/要返し/詩舞
 月影落/天音揺波の底力/久遠ノ花

 前のめり構築。月か底どっちかが当たれば勝つやろみたいな発想。ラス1の枠は深浦、常世、久遠から選択でしたが、まあ久遠最強やろってことで久遠を選択。

桜花決闘
 一巡目から要込みで間合い2に着地し手札の攻撃カードを全てはき切るところからスタート。
 返しに設置忍歩鋼糸が見え忍歩めんどくせーなーと思いながら相手の攻撃をなんやかんや受けていく。
 初手の大嵐で風から上げて風神爪を振ったり再起させたりして圧をかけられつつ、こちらも波状攻撃しつつ要でリソースを回復したりする一進一退の攻防。
 相手ライフ6こっちライフ4の相手の再構成タイミングに癇癪構えて間合3で返して、相手の設置鋼糸に対応癇癪を当てる。
 そこから相手が底ケアで間合5に移動したので、こちらもリーサル取られなければ間合い5から動く理由がなかったので、間合い5でお互いに焦燥してにらみ合いになる。
 こちらのハンドキープが乱打、畏掠めだったので、焦燥してオーラ3で返すのはまずいと考えて、相手がオーラ4ライフ5伏せ5フレア4の状態で再構成してフルリソを構える。
 結果ここで一閃が引けたので、前進宿し前進から一閃。
 ここで私の手札2集中0フレア結構いっぱいで、ライフ受けか対応を打つか、というのが相手の選択。
 結果相手はライフ受け。
 そのあと畏掠めをプレイ。相手の集中は0だったので、対応されなければこちらが受けを選択できる展開。
 長考の結果相手は常世in久遠outの読みで対応せず。ここで私がライフを選択し相手の残りライフは2。
 再構成設置鋼糸に対し久遠ノ花で勝ち。

画像1


 ということで、トーナメント全勝で優勝しました。練習していた仮想敵にはそこまで当たらなかったものの、古恐の強さと豪運に助けられた形となりました。素直にうれしいです。

 対戦していただいたみなさん、運営のみなさん、ありがとうございました!

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