【ふるよに】ゼロから始める「あかさき算」
あかさき算とは、新幕最強(自称)のあかさき氏が提唱した、カードをAPに換算する計算方法のことである。
APとはアクションポイントのこと。ふるよにでは一枚のカードを使うことで、基本行動を一回行うことができる。この基本行動一回分を1APと換算する。
基本的には、オーラを1まとうのに必要なAPが1、フレアを1宿すのには基本動作一回+1オーラ分の2APが必要となる。
この考え方に基づき、カードの評価を定量化することに成功したのが、あかさき算である。
具体例を見ていこう。
①自分の「斬」を相手がライフ受けしたケース。
自分が手札を一枚使用しているため、本来行えた基本動作分(埋没AP)を1失っている。
一方で、相手がライフ受けをした場合、相手は単純換算で1フレア増えている。
よって、(自分のAP-1)-(相手が得たAP1×2)=-3APとなる。
②自分の「月影落」を相手がライフ受けしたケース。
自分がフレア7を失っている。
一方で、相手がライフ受けした場合、4フレア増えている。
よって、(自分のAP-(7×2))-(相手が得たAP4×2)=-22APとなる。
また、あかさき算には前提事項として、
「リーサルで振った攻撃はすべて∞APとして扱う」
というものがある。
これらを理解すれば、ほぼあかさき算をマスターしたといっても過言ではないだろう。
では、あかさき算は決闘でどのように使えばよいのか。
決闘に慣れ始めたミコトであれば、「攻撃札」をデッキに積み、使用することが勝利につながるかがわかるだろう。
しかし、「途中まで自分がライフをリードしていたはずなのに、なぜか最後にまくられて負ける」ということがたびたび起こるようになるかもしれない。
これは、自分が闇雲に振った攻撃により、相手が自分よりも先にリーサルに足りうるフレアをため、逆転されてしまうからである。
誰しも精神の安寧を求め、また相手にマウントをとるためにライフリードをとりたいと思うときはあるだろう。
そういった衝動的な攻撃を抑制するための理論こそが「あかさき算」である。
今後は攻撃を使用する前に、「この居合は使うと-7APでターンが終わるけれども、そんなディスアドバンテージを背負って勝てるのか」と、一度立ち止まることを推奨する。
そうすることで、あなたの決闘は一段上のステージに上ることができるだろう。