愛の渦に飲み込まれた

「乳首出んのかよ。」
口には出さなかったが、こんなフレーズでツッコんだのは初めてだった。

「愛の渦」という映画を見た。Huluで見た。
乱行パーティーを開催する店に客として集まった男女が織りなす物語。
設定が設定だけにめちゃめちゃヤるし、服を着ているシーンがほとんどない。
エロい。
「これは芸術だからエロい気持ちで見てはいけない。」って思ってる暇もなくエロい映画だ。
女優陣のバストトップも躊躇なく出てくる。
ただ最初からバストトップが拝めるわけではない。
序盤の性交渉のシーンではバストトップを拝むことはできない。
この映画にバストトップは出てこない。
諦めの溜息をついた。
でもその直後、その溜息は付く必要がなかった溜息だったと気づかされる。

突然この映画のヒロイン、門脇麦のバストトップが露わになるのだ。

体に巻かれたタオルを恥じらいながらとる門脇麦。
どうせカットが変わりバストトップを目にすることができないのだろうと思っていた矢先だった。
カットが変わらない。
そのまま門脇麦のバストトップとご対面を果たすことができたのだ。
そこからこの映画はバストトップ解禁とばかりに、
先ほどバストトップを拝むことができなかった女優のバストトップも露わになるのだ。

1回見ている側の期待を裏切る。
この手法がすごくかっこいい。
リスク高い手法だからこそ面白い。
いや、バストトップに重きをおいた映画じゃないから。

なんだか乳首が見たいだけの人になってしまったが…
いや、見たくないといえば嘘だけど…
見たい。
見たい!

ただ、エロいだけの映画じゃなかったので、
それだけは声を大にして言っておく。

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