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ロシアの占領地域はGDPの9割。

ウクライナ戦争で、米軍は弾薬も装備も枯渇し、兵員派遣の余裕もありません。バイデン親子は中国ビジネスで不正蓄財をし、中国側に弱みを握られており、ブリンケン、ケリー、キッシンジャーも北京詣をしましたが冷遇されました。仕方なくバイデン政権は、インド、ベトナムとの安全保障協力を取り付けて防壁を作っておき、今度は日台韓に代理戦争をさせようと企んでいます。

オランダとデンマークが合計約60機のF-16供与を決めました。ただ、それと同じ時期にレオパルド2戦車がウクライナの前線から全て引き揚げられました。理由は、ロシア軍の地雷と対戦車ミサイルと攻撃ヘリの複合的な脅威のようです。NATO先進装備へのロシア軍の集中攻撃はすさまじく、一台残らず叩かれる前に退却したもようです。高度で複雑な整備用部品と熟練した整備員の不足は解決困難でNATO支援後退の兆候でもあります。F-16の戦力化には操縦士、整備員、地上支援要員の養成、整備工場、燃料庫など関連施設の建設も必要で半年以上かかります。それにロシア軍戦闘機やロシア製対空兵器とまともに向き合える操縦士を養成するのには6ヶ月では不可能です。仮に熟練パイロットがいたとしても、関連施設や整備員、地上支援要因がいなければお話になりませんからね。この状況で(航空優勢がない)戦争を続ければ半年も経たずに西部ウクライナまで失うことになりそうです。

ウクライナは人口が半減し、オランダ並みの1千800万人以下となりました。GDPはギリシア並みの2千億ドルで、どちらもロシアの8分の1から9分の1です。ロシアが現在、占領している地域はウクライナ全体のGDPの9割を生産していますが、ロシアはその全正面千キロを堅固な陣地帯と対空火網で固めて居座っています。ウクライナ軍が、それらの陣地帯を奪還するのは不可能です。それなのにインチキメディアは、未だにウクライナが優勢だ・・・を吹きまくっています。そんな戯言を信じるほうもマヌケですよね。

BBCはウクライナ新国防相の「ルステム・ウメロフ」について、前国有財産基金総裁で、対ロシア交渉の専門家で清廉な人物と紹介しています。しかし、軍事はど素人のようです。クリミア奪還など指導出来るはずもなく、対ロシア交渉が主任務だと考えて間違いありません。勝てるはずもない戦争に軍事知識を持った国防相など必要ありませんからね。それよりも傷を浅くしてくれる交渉人のほうを選んだのだと思います。

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