リサイクル 2
とにもかくにも詳しく内情を聞いてみようと会って話す事に。
既に私の中では この人は好きになれない の感情がMAXに近かった事もあったせいか、実際に顔を突き合わせて話を聞くと、ヘラヘラと悪びれず自慢げに赤坂美療のダメっぷりを話す姿に、何度飲んでも美味しさがわからない、紹興酒を飲んだ後に オェ っとなるような、嫌な気持ち悪さを久しぶりに思い出しました。
(紹興酒ファンの方ごめんなさい😢)
ダラダラと時間ばかりをかけた赤坂を手放したい理由の中に、「それは仕方ないよねー」と相槌を打てる部分は1つも無く、想像していた通り、最初から最後まで女の子達を気遣う言葉は欠片も出現しませんでした。
内容を聞いて思った事は
別の店を新規でオープンした方が、全然お金も手間も、かからないんじゃね?
です。
…この位の表現にとどめさせて頂きますね(^^;)
帰ってからの私のした事は、この話を忘れる努力。 聞かなかった事にする努力。その二つのみです。
ダメダメダメダメ。無理無理無理無理。考えるにも値しない案件。
ひたすらそう思う事に専念しました。
が、やっぱり私の変態の血が騒ぐ。
私の長所と言える部分は、どんなに酷い状況の中でも何かしらの、米粒程の良い事必ずを探し出し、それを
とてつもなく素晴らしい事なんだ‼︎ だから絶対大丈夫‼︎
と思い込む事が出来るところなのです。
話を聞く限り、とんでもない社長が随分長らくほったらかしにして来たお店のはずなのに、減ってはしまったけど、ずーーっと変わらず通ってくれる常連様が居る、そのお客様に満足してお帰り頂ける仕事が出来る女の子達が居る、
『これって何だか凄い事なんじゃ???』
・・・こう思ってしまった時点で引き受ける確率は90%を超えていた思います。 そう思ってしまった時点で、捨てられかけたソファーが 凄い女の子達が居るお店‼︎ に私の中で大変身。
無理無理無理無理 を被せて消そうとはしてみましたが、消えるどころかワクワクが増すばかり。
捨てられかけて、隅に追いやられたソファーをリメイク、長くいる女の子達が作った土台はしっかりずっしり頑丈です。
傷んだ布を張り替えて、へたった綿を詰め替えて、少しの手直しと、誰かに座って貰える場所への設置、新しく入った子達が足りなかった華やかさも加えてくれています。
2年半が過ぎて、半分くらいのリメイクが終わった所でしょうか。
昔からの常連様方、如何ですか?
まだまだ10分の1だねと怒られそうですが…。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました(^^)
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