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やっぱり地獄ってあったんだ。

ないと思っています。いいえ、「ない」と自らを「信じ込ませている」のでしょうか。

夜に寝ない子供は「地獄に落ちる」と、田舎の祖母が幼少期の私に、いつもしつこく言っていたことを思い出します。


明日への絶望、将来への不安、今日の出来事の反省、そして未知への恐怖。

眠れない夜を過ごしていますか? 貴方には眠れない夜がありますか?

そして、今も眠れない夜に生きていますか?


夜の静けさは神が与える神聖なる静養の時でしょうか。

太陽の光を創造神ラーとするならば、月の光は破壊神ジヴァでしょうか。

人間が恐怖を感じるのは常に、『闇』から。

『闇』は私たちがどこにいるのか、どこに向かっているのか。そして、私たちが誰なのかを、問うているのです。

『光』は私たちがどこにいるのか、どこに向かっているの。そして、私たちが誰なのかの指針です。


そして、夜は朝の延長線上にあり、朝は夜の始まりの終わり。

言わば、闇が光を創り出しているのである。そして、それは永久的に持続される事象の証明のこと。

その存在を私たちが見たことがない『闇』。

どんな偉業を成し遂げた偉人でも、闇と対話することはできないのだろうか。

古代ポレナスト文明の代表的な狂人として知られたカウェレオイ侯爵(紀元前8000年に処刑?)は、自らの睾丸(2つ)を天上界に捧げるかわりに、全宇宙の「闇」との対話に成功したという。

また、近代アメリカのカルト教団ブームの火付け役となったカルト教団「FSA」の教祖・KingG(1969年に詐欺罪で逮捕)も、愛人のジョリーに自らの陰毛を毟り取らせて、自らの毛を手にとり、娘の幼稚園の校庭で3回飛び跳ねて、集めた陰毛を自らの歯ブラシの毛先と取り換え、その歯ブラシを6年間使い続けるという狂行をした挙句、「闇」との対話が実現したという。

2人はその時代の体制(王家・政府)に厳しく取り締まられ、罰則をそれぞれ受けています。


しかし、本当に彼らは『闇との対話』をうそぶいていたのでしょうか。

田舎の祖母がよく言っていた『地獄』と、彼らが対話した『闇』は異空間に存在する、遥か遠い事象なのでしょうか。



いいえ、違います。

『闇』は今日も私たちの夜を創造しています。

そして、地獄の門が開かれる鬼門。日本の昔の暦で午前2時。夜が一番深い丑三つ時。


地獄の門が開かれるのです。


今か今かと。






地獄ってあったんだ。

 先日、お昼ご飯にカップ焼きそばを食べようかなぁ、と思って近所のスーパーで買い、自宅に到着して何気なく湯切りをしていた。

 湯切りの最中に後入れソースを湯切り前に入れちゃったことに気づき、お湯と合わさって湯切り口からべちょべちょの焼きそばソースが出てきた。泣きそうになった。


やっぱり地獄ってあったんだ。




-終わりで巣。-

古代ポレナストとかない。


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※すべてフィクションです。

















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