TANOSHIKA salad

TANOSHIKAライター。うつ病、AC(アダルトチルドレン)、機能不全家族育ち、…

TANOSHIKA salad

TANOSHIKAライター。うつ病、AC(アダルトチルドレン)、機能不全家族育ち、ヤングケアラー経験者。現代詩を勉強中です。セクシャルマイノリティ当事者。読みやすい、わかりやすいをモットーに様々な記事を書いていきます。

最近の記事

家族のかたちをなしたもの

はじめに 過去にこのような記事を書かせていただきました。 この内容に触れると、私の父はアルコール依存からの重度のアルコール肝炎を患い、母は難病の多発性硬化症を罹患し、妹もアルコール依存により、育児放棄。 まあ、いまどきドラマでもありえない設定の家族でした。 家族は「呪い」だ とある休日、友人と家族の愚痴を言い合っていました。 あーでもない、こーでもないと言い合っている中、ふとした言葉が私の口から出てきました。 「結局、家族って❝呪い❞だよね。」 言った本人も、ハッ

    • 転機、お天気、それからそれから?

      10月から新しいことが始まりそうな予感です。 詳しくはまだ未定な部分がありますが、私にとってはとても「転機」な出来事。 きっかけは、姪っ子の「高校を卒業したら一緒に暮らしたい」という一言でした。 現在、家庭の事情により児童養護施設で暮らす姪っ子は、高校1年生になり、将来を考えることも多くなっています。 児童養護施設には、18歳までしか在籍できません。 高校卒業後の進路をどうするかと考えたときに、叔母である私の元に来たいと言ってくれました。 私は、「ぜんぜんオッケー

      • 年齢を重ねるキミへ

        昔の職場の同僚に久しぶりに会った。 会ってそうそうに「もうすぐ、30歳になるんです~(涙)いやだー」 と嘆く彼女。 「めでたいことやで。」と軽くあしらってしまった。 ここのところ、年齢を重ねることに怯える女性をよく見る気がする。 たしかに、年齢を重ねる=老化と考えるとむちゃくちゃ嫌な気分になる。 しかし、40歳の扉を超えた私からいうと、「恐れることなかれ。」である。 30歳になったころは、「30歳か~。」なんて、軽く思っていた。 しかし、40歳がチラチラしはじ

        • カミングアウト~私のクローゼット~

          このような記事が、目に止まった。 私は、世の中でいういわゆる❝パンセクシャル❞と呼ばれるセクシャリティを持っています。 過去には、FTM(身体は女性、心は男性)の方とお付き合いをしたり、女性とお付き合いをしたりしてきました。 自分の恋愛観に疑問を抱いたことはありません。 好きになった人が、性別がなかったり、女性だったり、男性だったりするだけでした。 このことは、友人やこのAKARIの中ではカミングアウトしていますが、実は家族にはカミングアウトできないでいました。

        家族のかたちをなしたもの

          お腹が暴れん坊将軍

          ここのところ、おなかの調子が悪い。 ずっと下してばかりで、休みの日のトイレの回数がすごいことになっている。 かくゆう私は、「過敏性腸症候群」を患っていて、最近どうもおなかが大暴れしているようだ。 それも、これもお薬が変わったせいだろう。 なぜか、今年の3月頃から、過敏性腸症候群の専用のお薬が、次々に製造中止になっているのだ。 いままでは、トランコロンという専用の薬を飲んでいた。 このトランコロンがよく効くのだが、3月に製造中止になったと主治医にいわれてしまい、別の

          お腹が暴れん坊将軍

          日本版「最強のふたり」~重度障害者と外国人ヘルパーの日常~

          日本版「最強のふたり」「最強のふたり」という映画をご存知でしょうか? そんな、フランスでおきた奇跡の実話が、今「日本版❝最強のふたり❞」として、重度障がい者の近藤さんと、外国人ヘルパーの日常が、TikTok上で人気を集めています。 24歳の頃、重度障がい者に動画の出演者でもあり、自ら編集も手がけているのは、重度障がい者である近藤佑次さん(37)です。 近藤さんが障がいを負ったのは、24歳の頃。活発な青年だった近藤さんはトランポリの挑戦中に、頭から落下し、首の骨を折り、頸

          日本版「最強のふたり」~重度障害者と外国人ヘルパーの日常~

          絵本が書きたい。欲

          私はAKARIのライターとして記事を書いてきました。 しかし、最近どうも記事を書くよりも、「絵本」を書きたくて仕方ないのです。 AKARIではじまった「TOBIRAプロジェクト」の一環で絵本を書き始めたのですが、思った以上に絵本を書くことが好きだったようで、絵本を書くことにハマってしまっています。 過去の体験談や、ゼロからの創作物までさまざまな絵本を書いています。 いくつかは、Amazonで電子書籍として販売しております。 自分の作ったものを世に出すのは すごく 恥

          絵本が書きたい。欲

          【短編詩】いつかの故郷

          船に乗って 小島へ行く 濃ゆい 潮の匂い 船のスクリューで泡立つ 海面を見るのが 好きだった あの小島は どこにあるのだろう 父の故郷だったのか 母の故郷だったのか 今となっては 確かめることはない ただあの小島の海岸には あの頃の 私が まだいることだろう

          【短編詩】いつかの故郷

          【短編詩】「少女」

          私の中に 小さな女の子がいる その子はいつも怒っていて 泣いていて 何かを 叫んでいる 私には 何に怒っているのか 泣いているのか 分からない 私の中に 女の子がいる みっともなく 泣いて わめく 「だれもたすけてくれなかった」と 怒って 泣いて わめく子 私の中に 女の子がいる 幼かった 私だ 傷ついて 泣いている 私だった 私の中に 女の子がいる 私は 泣いている彼女を 抱きしめることが出来ずにいる

          【短編詩】「少女」

          【短編詩】母

          母という存在は なんと 不可思議なものか たった 十月十日しか 繋がっていないはずなのに 30年たった 今でも 私に 影響する いないはずの 母の存在を  節目節目に 感じるのは 私の中に 母の遺伝子があるいうことなのか 生まれた あの日 鋏で切り離したはずなのに 今でも私は母と繋がっている

          【短編詩】母

          ガチャガチャには夢がある

          一昨日、鳥栖のフレスポに行ったら、蔦屋書店で大量のガチャガチャを発見しました。 私は驚き、こんなにガチャガチャあるなんて!と感動し、端からゆっくりと、どんなガチャがあるか、見ていくことにします。 プリキュアや、仮面ライダーから、いま流行りのアニメ、サブカル系のおもしろガチャまで、様々なガチャガチャが並んでいて、もう心はワクワクしていました。 懐かしいアニメなんかもあって、懐かしい気分にもひたります。 そんな中、一組の親子がやってきました。娘さんとおばあちゃんと、お母さ

          ガチャガチャには夢がある

          いつかの桜が咲いた日

          先日、姪っ子の高校入学式に行ってきました。 晴々とした青空に、まだ初々しい学生たちが、卒業式以来の再開を喜んでいました。 じつは、姪が受けた高校は、中学生だったわたしが、第一候補として受験した高校でした。(落ちましたが(笑)) わたしが学校見学をした時とは、十数年の年月がたっていて、すっかり校舎は色あせていました。 こんなにボロボロだったけ?と思ったぐらいです。 式も順調に終わり、保護者として教室に向かった時に、なにか溢れる思いがこみあげてきました。 わたしは、本

          いつかの桜が咲いた日

          困り顔のネコ

          昨年の夏にお迎えした保護猫さんとも、もう半年以上の付き合いになる。 最近、気づいたのだが、なんだか顔が変わってきている。 最初のころは、目がへの字になっていて、「困り顔の子だなぁ。」と思っていた。 しかし、最近は目はパッチリして、なんだか可愛い顔している。(親バカ) 顔が変わったのか?と思って、過去の写真などを見てみると、確かに困り顔をしていた。 保護主さんから送られてきた写真も、困っている。 やっぱり困り顔だったのが、変わったのか? いや。 もしや。 本当

          困り顔のネコ

          わぁ。ふわふわ。

          前回の記事でも書いたけれど、お薬が追加された。 夕方と寝る前に1錠ずつ飲んで。とのことだが、初日の昨日は夕方の分を忘れてしまって、夜に1錠だけ飲んで寝た。 眠りの深さはあまり変わらないような気がした。途中起きて、トイレにも行けたし。 入眠がすんなり行った感じはする。スッと寝れた。 しかし、朝起きてみてびっくり。眠い。眠気が残っている。 私は、今まで新しいお薬を追加してもらうといつもこうなる。 朝動けなくなるのだ。今まで試したお薬は数知れず。 どれも強いのか、朝起き

          わぁ。ふわふわ。

          あーぁ。というため息

          あーぁ。というため息が思わずもれる。 体調が思わしくないのはわかっていたのだけど、主治医からストップが出てしまった。 休職するか、入院するかの二択を迫られる。 どっちも無理!!とわがままを押し通してみたけど、執行猶予をもらっただけで、新しいお薬を追加するから、それでどうにもならないなら、休職か入院となってしまう。 あーぁ。 またお薬増えちゃった。 精神疾患や、こころの病気を持っている方々なら分かってもらえそうだけど、お薬が増えるとなんか落ち込みません? 数年前な

          あーぁ。というため息

          婆こころ

          仕事で好きな作業がある。 商品名にキーワードを追加する作業なのだが、言葉選びが面白くて、黙々と作業をしてしまう。 1人で何十件と作業をしてしまうこともあり、少し注意しないとなと思っている。 すきなこと。とできること。やっていいこと。は少し違う。 私が黙々と作業をしてしまうと、他の人の作業をとってしまう場合がある。 この塩梅が難しい。チームで動いているので、公平に作業に当たらないといけない。 いくら好きな作業であっても、シャカシャカ一人で動いてもダメなのだ。 一歩