6月5日の7RULES。
今回は須磨海浜水族園で働く獣医師さんの話。
これまでは対人間での仕事ばかりだったけど、
今回は対動物の仕事。
一体動物と共に働くってどんなんなのだろうと楽しみにしていた。
そんな毛塚 千穂さんの7RULES
①爪は0ミリ
②園内は笑顔で小走り
③同僚に「先生」と呼ばせない
④残業代は動物に返す
⑤月に一度、宮田さんに褒めてもらう
⑥飼育員の言葉を100%信じる
⑦「お客さん」だったことを忘れない
印象的だったのが、同じ職場の人との距離の近さと、たくさんの笑顔。
飼育員さんの言葉を100%信じる。であったり、「先生」ではなく名前で呼ばれる関係、いつも笑顔が絶えない明るい雰囲気、
水族園も動物を通してお客様を楽しませたり、笑顔にさせる場所だからその裏側もこんなに明るいとなんだかほっこりする。
毛塚さんは小さい頃から理由もなく動物が大好きだったという。そしてその好きな気持ちは何年たっても変わることなく、獣医師になるという夢を叶えた。
小さい頃、一番最初に持った夢を叶えてるなんて、尊い。
動物の世話などで発生した残業代は動物のために、参考書を買って勉強して、動物に還元するとか
いつだって初心を忘れないようにたまにお客さんにもどってイルカショーをみるとか、
「天職」という言葉はこういう人のためにあるのかというくらい、なんだかすごかった。
給料が低いとか、家賃負担が少ないとか、残業代ちゃんと出るのとか、そんなことでうだうだと言ってる自分がほんまに情けない。
自分が一番最初に持った夢も最近まで忘れてた。
一番感動したのが最後のルール。
「お客さん」だったことを忘れない
人は自分が受けた感動を、今度は人に伝えたい、伝える側に回りたい、って思った時に自然な形で仕事ができるんじゃないかなと思う。
私もスタバで働いていた時に、想像以上の厳しさ、しんどさ、忙しさで何のために働いてるのかわからない、辞めたいって思った時があった。
そんな時はよく、違う店舗にいった。パートナーということは言わないで、「お客さん」としてレジから一番近い席に座る。
レジに立ってるパートナーとお客様との接客を盗み聞きする。
そしたら思い出す。なんでスタバがよかったのか。自分が何に感動してスタバを選んだのか。
自分が「お客さん」であったときの気持ちを忘れないというのは本当に本当に大事だと思う。
でも人間ってそんなに完璧じゃないから、忘れることもある。ふつうにある。そんな時に自分の中で「お客さん」に戻る方法がある人は強いなって思う。
ないなら作ろう。
そして自分の仕事で「お客さん」として感動できるところを見つけよう。
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