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マレーシア&シンガポール旅行の感想 2012.6.7-14


先週、マレーシア&シンガポールに行ってきました。どちらも昨年秋に仕事で関わった「東南アジア青年の船」の既参加青年達=友達がいる国で、いつか訪れたいなと思ってました。



前の仕事が3月に終わってから、憧れていた船の仕事が終わった脱力感と、次なにがしたいのか自分でもよくわからず、次の仕事も決まらず、祖母宅に居候しながら悶々としていました。



それで、マレーシアの友達の結婚式があると聞いて、ちょうどいいきっかけだと思い、突然思い立って一人で行ってきました。


マレーシアの友人たちが空港まで迎えにきてくれた。ありがとう!


マレーシア滞在は4日間で、首都クアラルンプールしか見ていないけれど、地元の友達が毎日いろいろと連れて行ってくれたおかげで、街の様子がなんとなく見れました。パビリオンや伊勢丹は欧米や日本のショッピングセンターと同じで、KLタワーやツインタワーも横浜ランドマークタワーみたいですが、チャイナタウン、リトルインディアなどは本当に別世界、「ディープアジア」という感じで、危険というわけではなくても一人で食事するには勇気がいるような気がしました。(その場の90%くらいがその人種だけになるから)マレー系のダイナーも、当然手づかみの食事で、ナンとかなら慣れているけど、お米の手づかみはやはり慣れないなー、なんて思いながら食事しました。



今回あらためて思ったのは、彼らが自分のアイデンティティーである宗教や文化を大切にていて、よく勉強しているということ。マレー系ならイスラム教で、女の子はベールを被り、食事の仕方も生活様式も、独身男女の距離も日本とは全然違って、心の中に信仰が息づいているからなんだか精神的に強いように見えます。(正直、ちょっと窮屈じゃないかと思うこともあるけど)。インド系の子もヒンデゥー教の教えを熱心に教えてくれるし、中華系の子はおいしい中華料理を勧めてくれるし、おもしろいです。



マレーシアはイスラム教徒のマレー系が多いこともあり、中東からの観光客も多数見られました。日本人はまだ珍しいのかよく視線を感じました。



KLタワーから見た首都クアラルンプールはまだ緑が多く、建設中の建物があちらこちらで見られ、でもその反面、資金不足のため途中で頓挫してしまい骨組みのみが残っている建物などもあって、まさに「成長中」という感じ。建設現場にはバングラディッシュ、インドネシアからの労働者も多いなど、東南アジアの経済バランスみたいなものも、初めて知りました。



今回は初めて一人でKLに滞在するので慎重に・・と思い4つ星ホテルに泊まりました(1泊7千円、現地の価格からするとかなり高級)。4つ星であっても、茶色い水(飲料水じゃないけど)が出たり、シャワーがぬるいけど調節できなかったり、もう一歩、先進国とはまだ言えないんだろうなと思いました。街にしてもしかり。でも、きっと3年後、5年後にはまったう違う景色が広がっていて、10年後にはずっと発展していることでしょう。逆に言うと、日本人にとっては「今行けば、チャンス!!」の場所かもしれません。




その後、シンガポールは価格安心のホステルに止まったのですが、旅慣れしている旅行者ばかりの場所で快適にすごせました。



シンガポールは端から端まで車で2時間というだけあって、「行くよ」といったら友達がすぐに集まってきてくれるのが本当にうれしくて、ありがたいです。シンガポールの高島屋は全くもって日本だし、紀伊国屋なんて、日本の近所の本屋さんよりよっぽどたくさんの日本語本(雑誌、漫画、文庫本、ビジネス書、在星日本人向けタウン誌まで)揃っていて、不自由なく暮らせるような印象でした。MRT(地下鉄)も4本くらいだからそんなに難しくないし、車内は飲食禁止というくらいだからキレイだし、ここなら暮らせると思います。



なにより、やっぱりシンガポール・チャンギ空港はすごい。行く度にその快適さには驚きます。広々とした空間に、ショップ、案内所はもちろん、フリーwifi,丁寧に教えてくれる案内所、ジャズの演奏なんかもあったりして、本当に快適です。



そんな訳で、シンガポールで仕事を探すことも考え始めました。8月、9月にもう一度行って、仕事を決めたいと考えています。

サポートしてくれたらうれしくて感激します :D