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虎の子

虎は毘沙門天様の神使です

虎は非常に母性が強く

子供を深く慈愛し

大切に育てることから

虎の子のように大切なもの

と言う意味と


毘沙門天様が

戦の神でありながら

金運、商売繁盛にも

ご利益がある神様なので

(戦勝の武神開運出世の神として

上杉謙信が昆、を旗印にしていた程

深く信心していたのは有名ですね)


其のお使いである虎は

金運アップの象徴とされていますので

寅の月、寅の日に宝くじを買うと

当たると言われています


新しい財布を寅の日に使い

必ず何倍にもなって

帰ってきてくれると信じて

宝くじを買ったりします


そもそも毘沙門天様は

元は古代インドの神様でした

(ヒンズー教では宝石の神様)

仏教では

仏が説法する道場に常にいて

説法を聞いていたので

多聞天と言われています

四天王の一将でもあり

七福神の一人でもあります


奈良県生駒にある

信貴山朝護孫子寺は

毘沙門天様を祀る、社の総本山です

ここには毘沙門天様の神使の

一対の虎像があります


これには聖徳太子が朝敵

物部守屋を討伐しようとこの山に来て

戦勝祈願をすると毘沙門天様が現れ

必勝の秘宝を授けられ

敵を滅ぼすことが出来たので感謝

自ら毘沙門天様の尊像を刻み

加藍を創建

信ずべき山、尊ぶべき山

という意味の信貴山と名付けたと

いう縁起があります


また、その後には

延喜2年(902年)に醍醐天皇が

病気平癒を祈願し感謝されこのお寺に

朝護孫子寺の名前を授けたそうです


毘沙門天様が現れたのは

寅の年、寅の月、寅の日、寅の時刻

だったことから

虎が毘沙門天の神使となり

虎像がつくられました


京都の鞍馬山でも

同じような縁起があります

鑑真和尚の高弟が

ある日、悪夢を見て

白馬に導かれ鞍馬山に登り

鬼女に襲われたところに

毘沙門天様が現れ

助けられたというお話です

ここでも虎の月、虎の日に

毘沙門天様は現れたという

縁起なのです


不思議ですよね

きっと虎は強く優しく賢いので

毘沙門天様のお使いになったのですね

そうそう虎の子のお財布は

虎の縞模様のものが

人気があるそうですよ


私も虎の子を信じて

次のジャンボを買ってみようかしら?



愛を込めて…♪
優しい、自分の魂を褒めてあげましょう^^

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