清正の井戸

明治神宮入り口から１０分ほど歩くと

清正の井戸があります。

テレビでも何度か紹介され、

一時は強力なパワースポット

と言われて人気でしたね。

清正の井戸を待ち受け画面にすると

運が良くなる、

別れたあの人と復縁できる、

などという噂が広まりました。

加藤清正はもともと秀吉の家来でしたが、

徳川家康に気にいられ

後に家康の家来となった人です。

数々の武勇伝があり「虎を退治した」

なんて話も出来上がって、

今で言う

ちょっとしたアイドル的な人気が

後の人々の間でありました。

実際は、虎はどこに居て、どこで

退治したと言うのでしようか？

庶民はいつの時代でも英雄を好み、

自分たちで英雄像を

作り上げることがありますよね？

源義経然り、坂本龍馬然り、

いずれも優れた人物ではありますけれど、

話はどんどん膨らんでいきますからね。

事実とは

だいぶかけ離れていくもんでしょうね。

ですが、

加藤清正は確かに優れた武将であり

熊本城や名古屋城も作りましたし、

治水技術や干拓技術に優れていましたので、

今の明治神宮の敷地内の

清正の井戸と言われている

（実際は確証はないそうですが）

場所付近に

加藤家の江戸別邸があったため、

その時代、あのような横穴の

龍穴と呼ばれるような井戸を掘れる人は

清正しか居ないと思われたのでしょう。

毎分６０リットルもの湧き水がわきでる

年間を通して水温が１５度ほどの

きれいな水は

菖蒲園を潤しています。

何度かテレビで放送され、

強力なパワースポット

としてもてはやされましたが、

井戸の画像を待ち受けにしていた人たちは

その後どうなったかと言うと、

実際には却って体調を崩したり、

良くないことが連続で起こった

人々もいるそうです。

一部の霊能者の方々からは、

「井戸は良くない霊のたまり場」

のようになっているとのご意見もあります。

私は以前近くまで行こうとしましたが

鬱蒼としていて

気味が悪く感じてしまいましたので

行きませんでした。

お試しになりたい方は

５００円で井戸を見ることができますので

行って見るのもこの暑い時期には

「ひんやり」気分を味わえるスポットとして

良いかもしれません。

私は怖がりなので行きませんが

待ち受け画面にすることだけは

おやめになさったほうが良いでしょうね。



愛を込めて…♪
一日一回、自分の魂を褒めてあげましょう＾＾

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