ありがとうって言うこと。

「得意なこと」はない。
でも、「苦手なこと」はいくもある。

だから仲良いこといて劣等感を感じることもあるし、
バイト先でミスすることも沢山ある。
そのせいで、生きづらいなと思うこともあったし、
これからもあるのかなって思う。

でも
自分だけが不幸だなんて大間違い。
自分だけができないなんて大間違い。
自分だけ恵まれてないなんて大間違い。

それは、人と比べることはできないから。
人と比べられることじゃないから。

だって、そんなのどうやって図るって言うのさ

誰しもが辛い思いをして生きてきてるし、
誰だって消したい過去の一つや二つあると思う。
「苦労してなさそう」なんて、軽々しく言えることじゃない。

「自分だけ」って言葉には、
なにか不幸があったときや、
失敗したとき、指摘や差別されたときに、
誰かのせいにしたくなる人間の性が現れてる。

でも、
誰かの失敗に指を指したくなるときもあるし、
その誰かが失敗して、自分じゃなくてよかったと
思うときもある。

だけどそれが人間。
私たちは、どうしてもそう思ってしまう。

だからこそ、
私たち人間は生まれてすぐ、
こう声をかけられるんだ。

「ありがとう」って。

人間それぞれに得意不得意があって
できないときには辛い気持ちになる。
その間違いを指摘されたり、人と比べたときとか。

できるときには、
何かに苦手な自分が見えなくなる。
同じようにできない人を前にしても。

でも、完璧な人なんて居ないから、
なにか意味があって生まれてきたんだから。
私たちには役割があるんだから。

今日一日、何かした自分を誉めてあげよう。
そして、今日一日、自分が生きてることに
見えない沢山の人が支えてくれてることを想って、
ありがとうって言おう。

あなたの苦手は誰かの得意で、
あなたの得意は誰かの苦手だから。

人生自分のためだけに生きてるなんて嘘。

今日もスーパーでは朝からレジを打つ人がいるし、
そこに並ぶあなたがいる。
今日も自販機を補充する人がいるし、
そこでボタンを押すあなたがいる。
今日仕事をしたあなたのお陰で、
何か買えた人がいるし、ちょっぴり嬉しくなった人が
いる。絶対にいる。

世界はみんなでできてるんだから。

今日もみんな、
ありがとう。

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